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03/05 18:08 戦争賠償さらに数十件準備 舞台はナチスから日本へ 外信48 #01
【ワシントン5日共同】五日付の米紙ワシントン・ポストは、第
二次大戦中に日本軍の捕虜となり強制労働させられた元米兵らが日
本企業を相手に損害賠償を求める集団訴訟が、さらに数十件予定さ
れ、「第二次大戦の賠償要求は(ナチス・ドイツの)欧州からアジ
アに移りつつある」と報じた。
同紙によると、ナチスのユダヤ人に対する迫害でドイツ企業やス
イスの銀行と争い、数十億ドルの和解金を勝ち取ったニューヨーク
の敏腕弁護士エドワード・ファガン氏が、日本軍による「戦争犯罪
被害者」に訴訟を広げている。
(続) 000305 1807
[2000-03-05-18:08]
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03/05 18:08 戦争賠償 外信48 #02
米国では、同様の訴訟が既に十八件起こされ、さらに原告資格の
ある人は数万人に達するという。
日本政府は第二次大戦中の賠償は、一九五一年のサンフランシス
コ平和条約で完全に解決済みとし、クリントン政権もその立場を共
有している。しかし弁護士らは「(解決済みは)政府間だけで、個
人の日本企業への要求には影響しない」との立場だ。
同紙は記事を一面に掲載。日本政府は同訴訟を「カリフォルニア
州など一部に限られた事件」(在米政府高官)としてきたが、今後
、全米に関心が広がり、日米関係そのものに悪影響を及ぼす恐れも
出てきた。
(了) 000305 1807
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[2000-03-05-18:08]