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回答先: 釈放の過激派1人は英国籍 インディアン航空機乗っ取り事件 投稿者 倉田佳典 日時 19100 年 1 月 01 日 12:36:31:
35 01/02 10:27 犯人らがパキスタン入国すれば逮捕 久田さん、喜びの会見
【ニューデリー2日共同】パキスタンの国営通信によると、同国
のハイデル内相は一日、インディアン航空機の乗っ取り犯五人と、
インド当局が釈放したイスラム過激派指導者ら三人について「(パ
キスタンに)入国すれば逮捕する」と述べた。
乗っ取り機に搭乗していた唯一の日本人乗客、久田千亜紀さん(
30)=大阪市北区=は一日夜、ニューデリーの日本大使館で会見
し、人質となった機中での様子を説明。「必ず助かると思って頑張
った」と喜びを語った。
インドのシン外相は一日、アフガニスタンのタリバン政権から得
た情報として犯人らがアフガニスタンのカンダハルからパキスタン
に向かったと発表したが、同日現在、パキスタン政府は犯人らが入
国したかどうか確認していない。
パキスタン外務省報道官は、犯人グループはパキスタン人だった
とのシン外相の発言を「全くのうそ」と否定した。
[2000-01-02-10:27]
36 01/02 10:26 インド機乗客ら全員解放 乗っ取り1週間ぶり解決
【ニューデリー2日共同】インディアン航空機乗っ取り事件は昨
年十二月三十一日、インドで服役中のイスラム過激派指導者マスー
ド・アズハル師ら三人の釈放と交換に、日本人女性一人を含む乗客
乗員百五十人余りが全員無事に解放され、発生から一週間ぶりに全
面解決した。インド政府が犯人側と直接交渉し、要求の一部を受け
入れた。
乗客らはインド政府の特別機でアフガニスタン南部のカンダハル
空港を出発、同日夜(日本時間一日未明)、ニューデリーに着いた
。
唯一の日本人乗客だった会社員、久田千亜紀さん(30)=大阪
市北区=はニューデリー到着後、日本大使館で会見し、「友人の女
性と励まし合い、必ず助かると思って頑張った」と元気な様子で語
った。日本から到着した家族とともに二日、帰国の途に就く。
犯人五人と釈放された過激派三人はアフガニスタンのタリバン政
権に一時身柄を預けられたが、インドのシン外相は一日、犯人らは
パキスタン人で、同国西部のクエッタに向かったと述べた。
パキスタン国営通信によると、同国のハイデル内相は同日、犯人
はパキスタン人でないとした上で、犯人らはまだ入国していないと
指摘、「入国すれば逮捕する」と述べた。
バジパイ・インド首相は三十一日夜、過激派の釈放人数を、犯人
側が要求した三十六人から三人まで減らしたことが成果だと強調し
た。
[2000-01-02-10:26]
37 01/02 10:25 救出信じて友人と頑張る 久田千亜紀さんが会見
【ニューデリー2日共同】「友人の女性と励まし合い、必ず助か
ると思って頑張った」。インディアン航空機乗っ取り事件で解放さ
れた日本人乗客の会社員、久田千亜紀さん(30)=大阪市北区=
は一日夜、ニューデリーの日本大使館で、無事救出されたうれしさ
をかみしめるように語った。
細ぶちのめがね、朱色のセーター姿の久田さんは、大みそかの一
夜を大使館内の宿舎でゆっくり過ごし、一日朝には平林博大使夫妻
と雑煮を食べ、すっかり元気を取り戻した様子。
五人組の犯人は「交渉がうまくいかなければ(乗客を)殺す」と
何度もしゃべっていた。自分の衣類を頭からかぶるように命令され
「息苦しくて少しずらそうとして犯人の一人に短銃で頭を殴られた
」と、恐怖の体験も語った。
乗っ取り後三日目か四日目に機内の飲料水が乏しくなり、一日に
コップ一杯か二杯しか水を飲めなくなったときと、トイレの悪臭が
特につらかったという。
一週間にわたった「人質生活」の間は、持参していたインドの旅
行案内書を読んだり、「解放されたら何が食べたい」などと考えな
がら時間をつぶした。
久田さんは昨年十二月二十一日、友人のネパール人女性を頼って
一人で大阪を出発、カトマンズに二十四日まで滞在した後、インド
をこの女性と旅行するため乗っ取られたインディアン航空機に搭乗
した。
一日には、日本から到着した母親ら家族と喜びの対面をした。家
族と共に二日、日本に向かう。
[2000-01-02-10:25]