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【モスクワ24日=花田吉雄】
ロシアの日刊紙「イズベスチヤ」(二十四日付)は、ロシア捜査当局の情報として、オウム真理教の信者と見られるグループがロシアの農村の家屋で共同生活を続けていると報じた。
それによると、グループは「エリツィ村」と呼ばれる村で九五年から家屋の建設を始め、現在三棟目を建築中。「オウム真理教」と確認できるような目印はないが、土地購入にあたり届け出た書類にオウム真理教モスクワ支部の通訳ら複数の信者の名前があるほか、エリツィ村に多数のオウム真理教関連図書が配布されているという。
また、建物の内部には「礼拝堂」、庭には野菜畑や温室、貯蔵庫などがあるという。
イズベスチヤ紙はエリツィ村の細かい所在地などは明らかにできないとしているが、モスクワ北西約二百キロのトベリ州内に同名の村がある。
オウム真理教のモスクワ支部は、九五年の麻原彰晃こと松本智津夫被告らの逮捕後、ロシアの司法当局によって解散させられた。
同紙によると、オウム真理教信者は現在、ロシア国内に約二百人いると見られ、モスクワでは、日本からの資金供与を受けて、不動産売買や浄水器販売などの事業を営んでいるという。
(2月25日11:50)
全く浄水機の販売とは。ロシアでアムウェイ商法の真似事ですか。