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名称変更したオウム真理教の教団名「アレフ」と同じ名称の予備校「医歯学部進学予備校アレフ」(大阪市中央区、生徒数約150人、上田剛久代表)が校名変更を決めた。生徒や保護者から強い要望があったためで、現在、学校関係者から新校名を募集中。29日に新校名を決め、4月1日から使用するという。
同校は教団が名称変更を発表した1月18日以降、刷り上っていた生徒募集パンフレット約14万部に急きょ、「オウム真理教とは一切関係ありません」と書いたシールを張った。しかし、生徒や保護者、職員から「人前で校名を名乗りにくい」との意見が相次いだため、「誤解を防ぐにはやむを得ない」と名称変更に踏み切った。
既に卒業生や取引先などに新しい校名を募集する手紙を約100通送付。21日までに郵送や電子メールなどで約300通の応募があったという。
上田代表は「20年間使った校名で愛着があったが、仕方ない。封筒や名刺、新聞広告などの出費が新たに必要となる」と話している。 【稲垣 淳】
[毎日新聞2月22日] ( 2000-02-22-02:01 )