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02/19 23:16 台湾めぐり米中衝突の危険 中国軍事委の秘密文書 外信87 #01
【ベルリン１９日共同】二十一日発売予定のドイツの週刊誌シュ
ピーゲルは、台湾をめぐる米国との衝突の危険性が高まっていると
の認識を示す中国の秘密文書を西側が入手したとして、その抜粋を
掲載した。
同誌によると、中国共産党中央軍事委員会が昨年八月に作成した
「六五号内部文書」で、中国指導部が軍部に注意を促す内容となっ
ている。
文書は、台湾との統一を実現するには「平和的統一が最善」とし
ながらも、台湾の李登輝総統が「二国論」を宣伝するようになって
以来「平和的な対話の基盤が損なわれ」、「軍事的手段」を用いる
可能性が劇的に増大したと指摘している。
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
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（続） ０００２１９ ２３１６
[2000-02-19-23:16]
02/19 23:16 台湾周辺 外信87 #02
その上で、中央軍事委員会は「米国との大規模核戦争」にも勝ち
抜く考えを示し「われわれは第二撃、第三撃の能力強化を果たした
ので、核戦争が起きても自信を持って戦える」としている。
さらに、中国は米国の本格介入の前に台湾を完全に占領すること
が可能であり、米国は湾岸戦争やユーゴスラビア空爆のような報復
戦争を仕掛けることしかできないと分析。中国はイラクやユーゴと
違う軍事大国であり、犠牲を払う準備もできているとしている。
（了） ０００２１９ ２３１６
[2000-02-19-23:16]
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