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マイクロソフト、家庭内ネット市場にさらに進出
2月10日(木)19時10分
ソフトウェア最大手の米マイクロソフトは、一般家庭内の電気配線を介してデータの転送を行なうハードウェアおよびソフトウェアを開発するイスラエルのアイトラン・コミュニケーションズ(ITRAN Communications)に出資する。
ワシントン州レッドモンド発――ソフトウェアの最大手、米マイクロソフトは9日(米国時間)、一般家庭内の電気配線を介してデータの転送を行なうハードウェアおよびソフトウェアを製造するイスラエルのアイトラン・コミュニケーションズ(ITRAN Communications)に出資すると発表した。
この契約によって、マイクロソフトは家庭内ネットワーク市場へさらに歩を進めることになる。家庭内ネットは、家庭内にある複数のパソコンを接続するだけでなく、さらにはウェブ接続機能付きの冷蔵庫や電子レンジといった、いわゆる「スマート」家電機器もネットワークする。
マイクロソフトと米ゼネラル・エレクトリック(GE)は先月、このような家電機器の共同開発計画を発表した。
マイクロソフトは、非公開企業のアイトランと共同で、すでに家庭内に配線済みの電気配線を介してデータ転送を行なうソフトウェアの開発を行なうと述べた。この契約の金額面については明らかにされなかった。