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自民党の森喜朗幹事長は四日午前の記者会見で、国会混乱を理由
とした衆院解散・総選挙について「今、解散など全然考える必要は
ない」と強調した。
森氏は「解散は首相の大権だが、党の立場からアドバイスすれば
、国会の混乱を国民に決着をつけてもらうことでは国会議員として
の役割を果たしたことにならない。駄々っ子みたいなことに応じて
解散することがあってはならない」と述べた。
国会正常化については「原因があって結果がある。国会を正常に
動かす責任はある。話し合いは双方からやっておかしくない」とし
て野党側に軟化を求めた。
同時に、野党側の対応について「『もう一つの国会』は衆参両院
の機能、国権の議決機関を否定することになる。ラジカル(過激)
に言えば、革命に匹敵する」と批判。「憲法をぼうとくする行為で
、国会をボイコットしたこと自体、国会議員の職務を捨てることに
なる」と強く非難した。
[2000-02-04-11:57]