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回答先: 読んでいました 投稿者 まあこ 日時 2000 年 1 月 27 日 03:21:23:
コラム「時鐘」の紹介と感想が掲載された。
大内さんの死は第五福竜丸の久保山さんに次ぐ被爆死である。
広島、長崎の惨事を体験した日本人として被爆の原因が核兵器であろうと
原発であろうとJCOのような原子力産業であろうと重く受け止められるべきである。
原発立地県である石川県で発行されている北國新聞に
このようなコラムが掲載されたことに敬意と讃辞を送りたい。
ところで石川県にはもう一紙、地元紙を標榜する新聞がある。
北陸中日新聞である。
この新聞にも原子力関係のコラムが掲載された。
2000年1月5日 北陸中日新聞「風紋」より
石川県志賀原発の周辺システムで2000年問題が起きた。
本体中枢に異常はなかった。
緊急時のデータ送信と監視システムが機能しなかった。
本体に異常はなかったが、異常事態が発生していても、それと分からない可能性があったということだろう。
本体に異常がないから心配ないという見方も一部にあった。
しかし、それは後からの気休め論ではなかったか。
「新幹線が走っているから大丈夫」と言うのにも似て、トンネルの壁が崩落するようでは困る。
システムは全体が正常に動いて意味をなし、安心できるのだ。
北陸地方は原発問題に特別敏感だから
十大ニュースに原発問題が三つも入った、と昨年暮れの本欄で書いた。
今年の年末も思いやられる。
(編集局長 ■宮■治)
「北陸地方は原発問題に特別敏感」の部分は原発との関わりの少ない愛知県名古屋市住民の
視点に思えてならない。
何が思いやられるのか。原子力への関心の高まりか。みずからが多忙になることへの嫌気か。
いずれにしても北陸中日新聞が真に地元の視点に立って紙面づくりをされるよう切望する。