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[サンフランシスコ 2日 ロイター]
米研究者らは、今週報告を受けたエイズ新治療薬や新療法に、慎重ながらも楽観的な見方を示した。
製薬各社は、ウィルスの細胞感染を防ぐ抑制剤として知られる新薬と、ウイルスが耐性を有するようになった患者向けの新型治療薬を報告した。
現在は14種類のエイズ治療薬が使用されているが、米国の患者の40%で、現在の治療薬にウィルスが耐性を示している。
米コロラド大学ヘルス・サイエンス・センターの Robert Schooley医師は記者会見で、「市場に登場する新薬はそれぞれ、他の治療薬をより有用にする。新薬は、古い治療薬の価値を高める」と語った。
また、研究者らはサンフランシスコで開かれている会議で、治療薬に対するウィルスの耐性を調べるテストを開始すべき、と指摘した。