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02/01 17:23 CIA幹部が内部調査妨害 前長官の情報自宅処理で 外信85 #01
【ニューヨーク1日共同】一日付の米紙ニューヨーク・タイムズ
は、米中央情報局(CIA)のドイッチ前長官が在任中に、自宅の
デスクトップ・コンピューターで国家機密情報を処理していた問題
で、当時のCIA幹部らが内部調査を意図的に遅らせるなどの妨害
行為をしていたとする秘密報告書をCIA監察官がまとめたと報じ
た。
報告書は、当時ナンバー2だったテネット現長官については、法
に触れる行為はなかったが、調査が適切に行われるよう強力に後押
しすべきだったと指摘。また、CIAは監察官の勧告によりテネッ
ト長官ら当時の幹部の処理が適切だったかどうかを審査する特別委
員会を設置したとしている。
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(続) 000201 1723
[2000-02-01-17:23]
02/01 17:23 CIA幹部が内部調査妨害 前長官の情報自宅処理で 外信85 #02
内部調査は前長官が退任した一九九六年十二月に開始。コンピュ
ーターの情報を管理する担当官が前長官の自宅コンピューターに膨
大な機密情報が蓄積されているのを発見し、CIAの内部規則と連
邦法に抵触する可能性が浮上した。
しかし調査は数カ月で一時中止され、一年以上も司法省に報告さ
れなかった。いずれもドイッチ氏を守るためで、ある調査担当者は
「名前だけの調査だった」と証言した。
CIAは昨年八月、ドイッチ前長官が機密情報に接する権限を無
期限停止する異例の処分を発表した。
(了) 000201 1723
[2000-02-01-17:23]