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01/14 17:43 ゴビ砂漠に巨大な「龍」 外信77
【北京14日共同】中国とモンゴルをまたぐように広がるゴビ砂
漠の一画に、上空を飛ぶ旅客機からも読めるほど巨大な「龍」の字
が描かれ話題となっている。
万里の長城の西端、中国甘粛省の嘉峪関郊外に描かれたもので縦
一キロ、横八百メートルの大きさ。幅五メートルの黒線で輪郭をな
ぞった唐代の草書の文字が砂漠に浮かび上がっている。
制作したのは日本に住む中国人画家、常嘉煌さん(49)。昨年
末から準備を始め、元旦に測量を開始、途中降雪で中断したものの
、九、十一日の二日間、消防車三台を使い、百十トンの水に溶いた
三トンの墨で一気に描き上げた。
常さんは「春には、輪郭の内側の部分に砂漠に適した植物を植え
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、緑色の龍の字にしたい」と語り、漢字文化圏、中華民族、環境保
護のシンボルとして育てていきたい考えだ。
(了) 000114 1742
[2000-01-14-17:43]