月刊『ボーダーランド』より衛星UFO写真(Antonio Huneeus)

 
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投稿者 SP' 日時 2000 年 1 月 13 日 18:43:17:

アメリカの環境衛星がとらえたUFO公式映像を入手!(96年7月号)
Coordinated by Studio Garage Inc. Translated by Sansei International

 人工衛星から送られてくるUFOに関するデータで、当局から公表されているものは皆無に等しい。だが少数とはいえ、地球上空に浮かぶ「未確認物体」が写っている写真が次第に知られるようになってきた。確かな写真はきわめて少数にすぎないが、他にもこのような写真が存在するのではないかと予感させるに十分な数でもある。
 1991年、天文学の教師でもありUFOの研究者でもあるフィリップ・J・インブログノは、「宇宙から届く衛星信号を受信し、解読するシステム」を作ることにした。インブログノは、故アレン・ハイネック博士と共に有名な「夜間包囲攻撃・ハドソンバレーのUFO目撃」を著している作家でもある。
 このシステム作りは、彼が科学学部長を務めるNY州ホワイトプレーンにあるウィンドワード校で、「教育的演習」として行われた。このシステムは、小型のパラボラアンテナを使って衛星からの信号を直に受信し、可視画像に変えてコンピュータの画面上に映し出すことができる。さらに、複数の極軌道静止環境衛星からの画像を300枚まで受信可能だ。これらの環境衛星はNASAや国防総省(DOD)の管轄下にはなく、NOAA(米国海洋大気圏局)が管理している。NOAAはフロリダとコロラドに大きな施設を持ち、嵐や太陽気象、その他様々な環境関連事項を調査している。インブログノは、上空約810〜850キロメートルの所を北から南、南から北へと極周回運動している2基の衛星NOAA−12とNOAA−14からの信号を受信している。これらの衛星はレーダーや赤外線撮影の機能も備えており、国防省の管理する衛星ではないにも関わらず諜報機関によって利用されているのはそのためだ。
 NOAA−12とNOAA−14の他にシステムが受信している衛星は、同じくNOAAが管理しているGOES−8とGOES−9である。GOESは地球から約4万キロの静止軌道上にあって、地球全体の映像および赤外線画像を常時送信している。1995年3月14日の14時45分と1995年6月8日の11時45分という2つの特定の時刻に、GOESは衛星と地球との間に位置している、到底無視できない円盤状の物体の映像をとらえた。6月の画像(3番目の赤外線撮影という意味でIR03とコード化されている)では、「円盤」は南太平洋上にある。一方3月の画像(IR04)では、「円盤」は北太平洋岸上空に位置している。これらの写真はいずれも世界初公開である。
 インブログノはインタビューの中でこれらの画像を次のように分析した。
「これらは生の画像としてスクリーン上に現れたリアルタイムの映像であり、映っているものは2つの未確認飛行物体に間違いない。スクリーン上で分かったことは、物体は非常にゆっくりと動いており、衛星にかなり近いところに存在しているということだ。この画像の大きさから、未確認飛行物体であるこの円盤は衛星から16〜19キロの距離にあると考えられる。推定される円盤の大きさはかなり大きくて、約120〜150mはあると思われる。きわめて重要な事は、その円盤の温度が非常に高いということだ。このショットの1コマに色彩補強をしたところ、幾重にも重なった輪が写し出された。しかし温度にはばらつきがなく一定なのだ。おそらく円盤が動いているためであろう。
 これが宇宙空間に存在する何らかの物体であることには全く疑問の余地がない。何百、何千もの画像の中で、この特定の2枚だけが本物の円盤状の物体が写っている画像である。つまり非常に希少な画像である。カメラに欠陥はないし、この時刻に衛星の近くに浮かんでいた物体がまさしく存在したという以外には、これらの画像を説明することはできない」
 GOES−8の赤外線映像に関して、NOAAもアメリカの他のいかなる政府機関も正式なコメントは出していないが、インブログノによれば、何らかの調査が進められているはずとのことだ。
「私はNOAAの大勢の科学者達にこの画像を見せた。これらの画像は正体不明の物体が写っている中で明らかに最も優れた画像であり、彼らにはこれが一体何なのか説明できない」
 NOAAの科学者達は従来の方法でこの写真を説明しようと最善を尽くしてはいる。インブログノはコロラド州ボウルダーにあるNOAA施設の異常映像の専門家であるダニエル・C・ウィルキンソンとインターネットを通じて意見を交換した。「私がこれらの写真でNOAAを困らせているので、ウィルキンソンは私をUFOマニアと呼んでいる」とインブログノはいう。最近送られてきたEメールでは、ウィルキンソンはIR03とIR04を「月の影UFO」と呼び、次のように書いている。
「これが何かといえば、月としか考えられない。他に一体何が天空に存在するというのか。問題はこれらの映像において月が何にどう作用したかだ。しかし謎はまだ続いている。結局のところ我々は天文力学や映像光学などの専門家に連絡をとる必要があるだろう」。彼は「懐疑は我々の友」と手紙を結んでいる。

1995年6月8日、11時45分にNOAAのGOES−8が3番目に赤外線撮影をした南太平洋上にあるUFO写真。かつて衛星が捉えたUFO写真はいくつかあるが、これが今までの中で一番鮮明で、かつ誰が見てもわかりやすいきわめてまれな映像だと、二人のUFO学者は思わぬスクープに驚愕する
Photo by Philip J.Imbrogno
http://strangeinfo4.virtualave.net/up/161.jpeg


人工衛星が暴いた「UFO地球接近」のプロセス(97年5月号)
取材・文/アントニオ・フネウス
監修/フロムガレージニューヨーク
翻訳/サンセイインターナショナル 

 1996年9月24日、高校の科学教師でUFO研究家のフィリップ・J・インブログノは、パラボラアンテナとコンピュータを使った2000ドルもしないシステムで、人工衛星「GOES」からの電波を傍受しようとしていた。GOESは、地球から2万4800マイル上空に位置し、環境調査に使用される静止衛星で、定期的に地球の赤外線画像や、可視光線による画像を送信している。
 インブログノは以前から、傍受した衛星からの画像を分析しており、その結果、UFOとしか思えない物体が撮影された赤外線画像を入手していたのだ。今回、彼は新たにシステムを改良し、複数の画像を連続して傍受できるようにしていた。アンテナは、カリブ海上空の衛星「GOES−8」に向けられていた。
 午前9時33分。システムが保存した画像に異常は見られなかった。ところが同日の午後12時1分、南米大陸の端と大西洋を撮影したGOES−8の画像に、円盤状の物体が映し出されていたではないか。画像は赤外線によって撮影されているため、黒く写ったその物体は、強い赤外線を放出し ていることが推測された。続いて12時17分。再び円盤状の物体が撮影された。すると、物体はフレームの下のほうに位置し、GOES−8のカメラフレームから外れようとしていた。
 GOES−8は静止衛星なので、これらの写真は、物体がゆっくり移動していることを意味する。以前、インブログノが入手したUFOの画像の正体は、月ではないかという批判があったが、月は赤外線画像には映らないばかりか、こんなに素早く移動しない。また、当時の衛星の位置関係から考えても、このような高緯度に月があることは考えられないという。
 さらに12時25分に撮影された可視光線による画像では、写真の隅にUFOが確認されるものの、非常にかすかにしか写っていない。これはインブログノによると、物体が高熱を発しているにも関わらず、ほとんど目には見えないことを意味する。あるいはUFOは地球に接近する手段として、機体を見えなくするような超テクノロジーを使用しているのだろうか。
 また96年6月末、インブログノはNOAAの科学者と交渉を行い、カリフォルニア上空のGOES−9が、撮影した別の映像を入手した。写真からは、正確な日時を示すIDナンバーは抹消されていたが、UFOとおぼしき物体がはっきりと写っている。インブログノは、次のように語った。
「NOAAでも、衛星が何か異常な物体を捉えていることをはっきりと確認しているんだ」

GOES-9が撮影した「異常物体」 P.Imbrogno/NOAA
http://strangeinfo4.virtualave.net/up/162.jpeg



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