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01/09 23:51 68年にソ連と交戦の危機 ルーマニア侵攻阻止で英 外信49 #01
【ロンドン9日共同】九日付の英紙オブザーバーは、欧州での東
西対立が最も激化していた一九六八年秋、当時のソ連によるルーマ
ニア侵攻を懸念した英国が、バルカン半島に派兵してソ連軍と交戦
する計画を持っていたと報じた。
英国立公文書館が八日公表した文書に基づくもので、ウィルソン
首相ら当時の英国首脳が六八年九月六日に行った秘密会議の議事録
によると、ソ連がルーマニア侵攻の際はユーゴスラビアの武装を強
化するとともに、英国軍を送る計画を決めていた。侵攻を阻んだ経
緯は明らかでない。
六八年当時、ルーマニアのチャウシェスク体制は自主独立路線を
とり、ソ連によるチェコスロバキアへの侵入(同年八月)を非難す
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るなど、ソ連との緊張が高まっていた。
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英国がオランダの情報機関から得た情報では、ソ連はポーランド
軍などとつくる十五万人の部隊を同年十一月二十二日に、ルーマニ
アの首都ブカレストへ侵攻させる計画だったという。
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