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01/08 08:11 ユダヤ人虐殺に加担か 豪政府が調査問題で苦慮 外信07 #01
【シドニー8日共同】第二次大戦中のユダヤ人虐殺に加担した疑
いを持たれている老人男性(86)に対し、戦争犯罪調査を開始す
るよう求める声がオーストラリア国内外で高まり、ハワード政権が
対応に苦慮している。
この老人は元ラトビア人で、現在はオーストラリア国籍のコンラ
ズ・カレイさん。戦争犯罪人告発を続けるユダヤ系団体によると、
大戦中、旧ドイツ・ナチスがラトビアで組織した「死の部隊」のメ
ンバーとなり、ユダヤ人ら約三万人の虐殺に加担したという。
カレイさんはロンドン滞在中の先月末、英国政府から戦争犯罪関
与容疑を理由に国外退去を命じられ、七日夜、メルボルンに帰着。
空港にはユダヤ系市民や学生らが詰め掛け、ハワード政権にカレイ
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さんの戦争犯罪容疑を調査するよう訴える抗議行動を行った。
(続) 000108 0810
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01/08 08:11 ユダヤ人虐殺に加担か 豪政府が調査問題で苦慮 外信07 #02
カレイさんは「部隊員ではなく、当時はまだ学生だった」と虐殺
加担容疑を強く否定。ハワード政権も「(カレイさんへの)調査を
九○年代初めに行い、虐殺関与の証拠は得られなかった」と、今の
ところ再調査を拒否している。
(了) 000108 0810
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