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01/06 09:24 サイバー攻撃戦略に着手 対ユーゴ空爆でも使用検討 外信14 #01
【ワシントン5日共同】米国のマイヤーズ宇宙軍司令官は五日、
国防総省と宇宙軍司令部が敵のコンピューターシステムに組織的な
ハッカーなどサイバー攻撃を仕掛け、軍の指揮系統や生産活動をま
ひさせるサイバーウオー(電脳戦争)戦略を練っていることを明ら
かにした。米軍高官がサイバー戦略着手を公式に明言したのは初め
て。
司令官は、昨年春の対ユーゴスラビア空爆でユーゴ軍へのサイバ
ー攻撃を検討したことを認めたほか、過去にも状況に応じて敵の司
令部のコンピューターシステムへの攻撃を試みたことがあると語っ
た。
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01/06 09:24 サイバー攻撃戦略に着手 対ユーゴ空爆でも使用検討 外信14 #02
司令官によると、宇宙軍司令部(コロラド州コロラドスプリング
ズ)は昨年十月から、コーエン国防長官の指示に従って、サイバー
戦の任務を開始。現在は防衛面に主力が置かれているが、今年十月
からは敵のシステムへの攻撃戦略を加速させる。
司令官はサイバー攻撃を敵軍のネットワークを「混乱、破壊、低
下させる」ことに目的があると指摘。対空防衛システムのレーダー
基地に大型爆弾を落とすのに比べると、ハッカーを侵入させて対空
基地のコンピューターをまひさせ使用不能にする方が「優雅な方法
だ」と説明した。
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また、宇宙軍司令部はサイバー攻撃の戦略や具体的な方法を練り
、実戦使用に耐えるシステム作りを目指すが、実際の攻撃は米欧州
軍、太平洋軍など戦闘の中心となる各司令部が指揮する。
ただ、サイバー攻撃は敵軍がコンピューターにかなり依存してい
ないと効果がない上、軍民両用のシステムへの攻撃は市民生活をま
ひさせ、国際法や倫理面で問題があるなどの難点も指摘されている
。
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