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12/22 09:29 IAEAがJCOを査察 軍事兵器転用の有無確認 社会23 #01
東海村臨界事故で、国際原子力機関(IAEA、本部ウィーン)
の査察官二人が二十二日午前、JCO東海事業所を訪れ、査察した
。
核物質が軍事兵器などに転用されていないことを確認するための
定期査察で、科学技術庁の職員二人が同行した。
(続) 991222 0930
[1999-12-22-09:29]
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12/22 09:29 IAEA 社会23 #02
一行はJCO側から説明を受けた後、事務棟などで書類をチェッ
クし、ウランなど核物質の在庫変動量や保管状況を点検。午後から
は事故のあった転換試験棟にも入り、沈殿槽や消防ホースから抜き
取られたばかりのウラン溶液の量、保管状況を確認するほか、スワ
イプサンプリングという汚染個所のふき取りも行い、未申告の核物
質がないかを調べる。
IAEAは事故後に原子力防災などの専門家が同事業所を調査に
訪れ「事故は汚染事故ではなく放射線照射事故」などとする報告を
まとめている。
(了) 991222 0930
[1999-12-22-09:29]