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12/15 08:27 百億マルク補償で大筋合意 独のユダヤ人強制労働 外信18 #01
【ベルリン14日共同】第二次大戦中、ナチス・ドイツによるユ
ダヤ人らへの強制労働の補償問題を協議しているドイツ政府・企業
と米国などの被害者団体は十四日、ドイツ側が総額百億マルク(約
五千四百億円)を支払うことで大筋合意に達した。被害者側の弁護
士が明らかにした。
ドイツ政府筋も同日、交渉がほぼ合意に達したことを認め、十七
日に当事者がベルリンで詰めの交渉をすると述べたが、補償額につ
いては「最終確定していない」と明言を避けた。
先月十六、十七日にボンで開かれた前回交渉は、ドイツ側が八十
億マルクを提示したのに対し、被害者側は百億―百五十億マルクを
要求、物別れに終わった。
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(続) 991215 0828
[1999-12-15-08:27]
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12/15 08:27 百億マルク補償で大筋合意 独のユダヤ人強制労働 外信18 #02
ドイツ政府とダイムラークライスラーやシーメンスなどの大手企
業は今年二月、ユダヤ人や中・東欧諸国の強制労働被害者に対する
補償に応じるため基金を設立することで合意し、被害者団体と補償
交渉を進めていた。
米国では今年に入り、元米兵捕虜らが日本企業を相手に戦時中の
強制労働に対する損害賠償請求訴訟を起こす例が相次いでいるが、
今回の交渉の行方は日本の補償問題にも影響を与えるとみられてい
る。
(了) 991215 0828
[1999-12-15-08:27]