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12/11 14:00 北朝鮮原発建設に参加へ 三菱重工と東芝・日立 年 経済04 #01
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が核開発を放棄する見返りに
、日米韓などが出資する朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)
を通じて北朝鮮に軽水炉を建設する事業で、日本から三菱重工業と
東芝、日立製作所の三社が参加する方向が固まった。関係筋が十一
日明らかにした。
十五日にKEDOが総事業主体となる韓国電力と本契約を締結。
韓国電力は年内にも三菱と炉心部、東芝・日立と発電機での事業契
約を結ぶ予定。
日本企業にとって北朝鮮での過去最大の事業となる。日朝間の国
交正常化交渉にも弾みがつきそうだが、資金面などで事業の先行き
を懸念する声もある。
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(続) 991211 1400
[1999-12-11-14:00]
12/11 14:00 北朝鮮原 経済04 #02
日本メーカーが海外で原発建設に本格的に関与するのは台湾、中
国に次ぎ三度目。
建設地は北朝鮮咸鏡南道・琴湖(クムホ)で、原発は百五万キロ
ワットの加圧水型軽水炉(PWR)二基。
関係筋によると、建設事業は炉心部、発電機、土木事業の三分野
に分かれ、炉心部は、欧州に本社を置く国際重電メーカー、ABB
の米国子会社と、三菱重工が受注することがほぼ内定。タービン・
発電機の建造は、東芝・日立の連合が韓国重工とともに参画、米ゼ
ネラル・エレクトリック(GE)も、部分参加を検討している。
(続) 991211 1400
[1999-12-11-14:00]
12/11 14:00 北朝鮮原 経済04 #03
総建設費は約四十六億ドル(約四千七百億円)で、各社の事業費
の内訳は不明だが、日本勢が海外で実施する原発建設では最大規模
になるとみられる。
ただ、総工費の七○%を負担する韓国が資金調達に苦しむなど課
題も多く、当初より五年遅れた二○○八年の完工予定がさらに延び
る恐れもある。
(了) 991211 1400
[1999-12-11-14:00]
12/11 14:00 北朝鮮軽水炉事業とは 経済03
北朝鮮での軽水炉事業 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核
開発疑惑を解決するため、米国、韓国、日本、欧州連合(EU)な
どが一九九三年に設立した朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO
、本部ニューヨーク)を通じ、国際プロジェクトで軽水炉二基を建
設する。北朝鮮側は、プルトニウム抽出の疑惑を生んだ黒鉛減速炉
の凍結などを了承した。建設費は約四十六億ドル(四千七百億円)
。韓国が三十二億ドル、日本が十億ドルを負担する。完工は当初か
ら五年遅れの二○○八年を目指している。
(了) 991211 1400
[1999-12-11-14:00]