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12/06 08:02 李総統にドクターストップ 地震、選挙で心臓に負担 外信02 #01
【台北6日共同】李登輝・台湾総統(76)に近い筋は五日、李
総統が過労から心臓に負担がかかり、激務を控えるようドクタース
トップをかけられたことを明らかにした。
総統は、四日に台南市で開かれた日本と台湾の交流シンポジウム
「アジア・オープン・フォーラム」第十一回会議の開幕式に出席予
定だったが、主治医の診察を受けた結果、出席を取りやめ休養を取
るよう指示されて欠席。代わりに連戦・副総統が出席したが、総統
が急きょ欠席した理由は説明されなかった。
同筋によると、李総統は九月二十一日の中部大地震の発生以来、
被災地に赴き慰問を続ける毎日が続き、十分休養が取れなかったた
め、過労から心臓に負担がかかったという。
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(続) 991206 0802
[1999-12-06-08:02]
12/06 08:02 李総統にドクターストップ 地震、選挙で心臓に負担 外信02 #02
また来年三月の総統選を控え、国民党が分裂し、後継者の連副総
統の支持率が一向に上向かないことを気に掛け、最近はよく眠れな
いと側近にこぼしていたと伝えられる。
李総統は五日夜、台北の公邸で中嶋嶺雄東京外大学長、柿沢弘治
元外相(東海大教授)らフォーラム出席者と会食したが、出席者は
「心労が重なっているという印象を受けた」と語った。総統は六日
午後、総統府でフォーラム参加者全員と会見する予定。
(了) 991206 0802
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