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12/01 14:40 英のイラン進出活発化 官民一体で権益確保へ 外信70 #01
【テヘラン1日共同】イランと欧州諸国の関係改善が進む中、英
国の官民挙げたイラン進出が活発化しており、来年早々には両国外
相の相互訪問も実現する見通しだ。
英国は今年五月の国交正常化以来、人的交流を進めてきたが、特
に今秋以降の動きは顕著で、企業進出から麻薬対策支援まで広範囲
にわたっている。
「米国がイランに敵対姿勢を取り続けている間にイランでの権益
を押さえておく」(外交筋)というのが狙いのようで、来年二月の
国会選挙で改革路線のハタミ大統領支持派が勝利すれば「進出ラッ
シュ」が加速するのは必至だ。
(続) 991201 1440
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[1999-12-01-14:40]
12/01 14:40 英のイラ 外信70 #02
十一月末にテヘランを訪問した英外務省高官は、麻薬密輸の取り
締まりを強めているイランに、対策費として十五万ポンド(約二千
五百万円)の支援を表明した。
企業レベルでも、英国・オランダの国際石油資本ロイヤル・ダッ
チ・シェルが十一月十四日、ペルシャ湾での大型油田開発契約(約
八億ドル)を締結したのをはじめ、同月二十九日には英銀行大手H
SBCがテヘランに事務所を開設。英財界人も続々イラン入りし、
BBCやフィナンシャル・タイムズなどの報道機関も相次いで支局
を開いた。
(続) 991201 1440
[1999-12-01-14:40]