核燃料の再転換、7割海外 臨界事故で国内処理困難に

 
★阿修羅♪

[ フォローアップ ] [ フォローアップを投稿 ] [ ★阿修羅♪ Ψ空耳の丘Ψ4 ] [ FAQ ]

 
投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 10 月 21 日 13:49:38:

99/10/21  10:57
--------------------------------------------------------------------
------------
核燃料の再転換、7割海外 臨界事故で国内処理困難に
 茨城県東海村の燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)の臨界事故の影
響で、国内の原発運転に不可欠な核燃料の再転換処理のうち、海外施設依存割
合が大幅に増えて七割以上に達する見通しであることが二十一日、明らかにな
った。

 再転換は、濃縮ウランを二酸化ウラン粉末に変える核燃料製造上の重要な過
程。海外依存度急上昇は、JCOの操業再開が見込めず、各電力会社が米国を
中心とした海外プラントへの処理委託に踏み切るため。これまで政府の国産化
路線から七割近くが国内処理されていたが、国内、海外比率が逆転してしまい
、核燃料サイクルを柱とする国のエネルギー政策に大きな影響を及ぼし始めた
と言える。

 国内の再転換事業者は、現在、JCOと三菱原子燃料の二社だけ。

 国内原発で一年間に使われるウラン燃料(ウラン量換算)は九百トン近く。
JCOはこのうち年間約三百六十トンを再転換処理した後、沸騰水型軽水炉(
BWR)や加圧水型軽水炉(PWR)向けに燃料を成型加工する国内二社に引
き渡していた。三菱原子燃料はPWR向けに年間二百数十トンのウラン燃料を
再転換している。一年で使用されるウラン燃料のうち、残り三百トン近くは、
米ゼネラル・エレクトリック(GE)系のJCC(米国)や、独シーメンス系
のSPC(同)などの海外プラントが再転換処理している。




フォローアップ:



  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。