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11/23 08:05 リビアとの外交を正式回復 英、15年ぶりに大使派 外信06 #01
【ロンドン22日共同】英国のクック外相は二十二日国会で、駐
リビア英大使が来月トリポリに着任し、リビアとの外交関係を十五
年ぶりに正式に回復することを明らかにした。
英国は、一九八四年にロンドンのリビア人民代表部(大使館)前
で起きた英女性警官射殺事件を機に同国と断交。さらに八八年のパ
ンナム機爆破事件で、国連は経済制裁を決議し、リビアは国際的に
孤立した。
しかし今年四月、リビアがパンナム機事件の容疑者引き渡しに応
じたことで英国は態度を軟化。その後、女性警官射殺事件でもリビ
アが代表部内から狙撃した事実を認めたため、英政府は七月に関係
修復を表明していた。
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(続) 991123 0805
[1999-11-23-08:05]
11/23 08:05 リビアと 外信06 #02
二十二日までにリビア側が女性警官の遺族に対する補償を終えた
ことを受け、クック外相は「最後の障害が取り除かれた」として、
大使派遣を発表した。
リビアは経済制裁解除に向けて国際社会との関係改善を進めてい
るが、米国はテロ支援の疑惑などを指摘し、依然反対している。
(了) 991123 0805
[1999-11-23-08:05]