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「源氏物語 〜平安王朝の雅への誘ひ〜」
☆曲目☆
第一部 @国風舞 A東遊
第二部 @管弦 盤歩調 A青海波 B越殿楽残楽三返
第三部 @胡蝶 B抜頭(右) B納曾利(管弦舞楽)
11月24日(水)
昼の部:14:00開演
夜の部:18:30開演 (昼・夜とも曲目は同じ)
S席¥4000 A席¥3000 高校生以下A席¥1000
「チケットぴあ」で前売りあり
国立劇場 小劇場
地下鉄半蔵門線 半蔵門駅
地下鉄有楽町線 永田町駅
地下鉄南北線 永田町駅
☆「雅楽」って何? その要素の相当部分を一言で表すならば、
【旧約聖書の時代の中東の讃美歌の旋律】です。
地方の神楽や盆踊りもそうですが、主としてエチオピアあたりで現在も唄い継
がれている正教会の讃美歌の旋律と、異常に似ているものが少なくありません。
日本の民謡の「囃子ことば」には残っている様ですが、雅楽においては原語の
歌詞に代えて、当時の歌詞部分は篳篥(ひちりき)が担っています。
その本質が数千年もの間、忠実に継承されて来たのは恐るべき事です。
ですから、我々自身の民族文明の礎を軽く見るべきではありませんし、
同時に他民族への傲慢な支配の口実とすべきでもない、と思います。
☆今年、源氏物語が全面に出されたのは、どういう意味かは存じませんが、
いわゆる「十八番」の第三部(中東伝来曲か?)では、
「胡蝶」ではもしかしたら、天使を思わせる蝶の翅を背中に着けた舞です。
「抜頭」は「首をぶった切って神前にお供えする軍曲」か?と小生は思います。
「納曾利」は最後に「ハレルヤ」と小生には聞こえますが、さて?