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絶好調のニューヨーク株式市場をならい
速攻で準備が進んでいる様子。
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---- 大証、全米証券業協会などと全面的な業務提携で合意 --------------------
新興企業向けの新しい株式市場「ナスダック・ジャパン」の創設準備を進
めている全米証券業協会(NASD)とソフトバンク(孫正義社長)が、大
阪証券取引所と業務提携し、ナスダック・ジャパンの運営を大証に全面委託
することが4日、固まった。ナスダック・ジャパン市場は、従来の大証1、
2部市場とは別に独立して設置される。そこに上場を希望する日本の企業の
財務内容の審査をはじめ、株式売買の執行や代金の決済など運営にかかわる
全業務は大証が代行することになる。また、日本の投資家は、米ナスダック
に上場しているマイクロソフトなどの株を日本株と同じようにその場で円で
売り買いができる見込み。9日にも、大証の北村恭二理事長とソフトバンク
の孫正義社長が東京で記者会見して発表する予定。 日本の新興企業がナス
ダック・ジャパンに上場し、多様な資金を調達できるようになるうえ、日本
の投資家も大証を通じて米ナスダックの上場株式を売買できるようになる。
米ナスダックは、マイクロソフトやインテルなどのハイテク関連を中心に
約五千銘柄が上場しており、売買高でニューヨーク証券取引所を上回る世界
最大規模の証券市場。日本では株式売買の9割が東京証券取引所に集中して
いるが、ナスダックと大証が提携することで「一極集中」の流れに変化が起
きる可能性がある。 ナスダック・ジャパンは当初、自前で運営するため、
新たな証券業協会をつくる方向で国内証券会社に参加を求めてきた。しか
し、短期間で新協会を立ち上げることは困難との声が各社から相次いだた
め、既存取引所の市場運営ノウハウやシステムを活用する方向で、8月から
大証と提携交渉を進めていた。 NASDは昨年末以降、香港やオーストラ
リアの証券取引所との提携話をまとめ、全世界を網羅した「24時間取引態
勢」をめざしている。大証は日本の取引所で初めて、取引の完全システム化
を実現するなど、NASDの戦略と一致する点が多かったことから、交渉の
範囲が全業務に広がった。 (03:10)
◆ナスダック指数、また史上最高値更新
4日のニューヨーク株式市場は、利上げ懸念の後退や医薬品業界の相次ぐ
大型合併の動きを受けた買いなどで続伸、ダウ平均株価は前日終値比、三〇
・五一ドル高の一万六三九・五七ドルで終了した。 一方、ハイテク株中心
のナスダック(店頭市場)は、半導体銘柄が人気を維持し、総合指数は三〇
七七・四一まで上昇、五営業日連続で史上最高値を更新した。(時事)
(11月5日8:46)