Tweet |
NNN『きょうの出来事』11月4日放送
坂本弁護士事件の真相
独占麻原供述
#はじめの数分間録画できなかったので後半のみ。
===============================================================
(実行犯は祝日であることを知らなかったのだ)
私は第一サティアンで瞑想していた記憶ですが,早川から電話がありました。
早川は私に,「今まで駅で帰りを待っていましたが,まだ帰ってきません。新実
が腹を空かせているので,ラーメンでも食べさせようと思います。もうすでに家
に戻っている可能性が高いと思いますが,家には他に人がいると思います。どう
しますか」と聞いてきたのです。私はその時,坂本弁護士の家族構成まで覚えて
おらず,早川にそれを尋ねると,彼は確か,付属物とか小さな付属物といった表
現で,子供を含む三人家族であることを知りました。私は早川の意見を聞いたと
ころ,彼は「今日がチャンスだと思います。やろうと思います」と,家族三人を
殺害する言い方をしたのです。私は一瞬子供のことが頭に浮かびましたが,子供
だけ生き残らせても逆に残酷だと思い,とっさに,「そうか,わかった」と返事
をし,さらに直感ですが,「もう少し時間を遅らせろ」と指示したのです。
〈1989年11月4日・坂本弁護士一家殺害〉
私が一家の意識をより高い世界へ引き上げるためポワの瞑想をしていると,目の
前が一瞬光で明るくなり,その後真っ暗になったので,坂本一家が死んだのだと
思いました。
(ナレーション:中川被告の証言などによると,殺害が終わると六人は坂本さん
一家を車に乗せ,再び富士山総本部の第一サティアンへと戻っていった。)
最初に佐伯が私のところへ来て,その後,他のメンバーも端本をのぞき私の部屋
に来たので,労をねぎらい,死体の始末について話し合いました。最も冷静な様
子だった佐伯が,「できるだけ遠くに埋めたほうがよいと思います」といいまし
た。早川も当時は興奮を抑えている様子でしたし,村井も緊張した感じであり,
新実も同様で,中川は震えておりましたので,私が抱きしめて,シャワーなどを
浴びるよう指示しました。
(ナレーション:中川被告の証言などによると,このあと六人はすぐに主発し
た。そして11月4日から6日にかけて,長野県の日当山に龍彦ちゃんを,新潟県の
大毛無山に堤さんを,富山県のソウガタケに都子さんの遺体を埋めた。)
〈1995年9月,三人の遺体が見つかる。〉
(ナレーション:松本智寿夫被告は,これまで法廷では,坂本弁護士事件につい
て一切犯行を認める発言はしていない。それどころか,犯行を認めている弟子た
ちの法廷で,「なんでうそをつく。ここで抵抗しなきゃだめなんだ」などと騒ぎ
出す始末で,事件に対する真摯な態度は全く見られない。しかし,逮捕から五ヶ
月後の捜査段階では,全面的に自白をしていたのだ。)
今までお話した通り,私が佐伯,早川,村井,新実,中川,そして端本に指示を
して,坂本弁護士一家殺害を行わせたのです。私は今まで,弟子や教団を守るた
めに,事件を語らず,私の身は極刑に処せられようとも,真理を実践する弟子の
ことを考えるのは私の残されたつとめだと思っていました。ただ,社会状況の変
化にともない,真実を話すことの方が,弟子や教団のためになると確信したから
こそ申し上げるのです。今回の事件は私個人と一部の親しい弟子たちの行った事
件であり,私が教祖として,教団ぐるみで行ったというのは誤りです。私自身の
現生における処罰は覚悟の上で,できれば,私個人に指示された共犯者たちには
できる限り寛大な処罰を希望しています。