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10/17 20:46 米国をテロ支援国と批判 ロシア軍スポークスマン 外信44 #01
【モスクワ17日共同】ロシア国防省スポークスマンであるマニ
ロフ参謀本部第一次長が、ロシア紙との会見で米国を「テロ支援国
」と批判していたことが十七日、明らかになった。
ロシア軍を公式に代表する高級幹部の発言だけに物議を醸す可能
性もある。
ロシア軍が進攻したチェチェン情勢に対する米国の懸念表明や、
ロシアの核抑止力を決定的に低下させる米本土ミサイル防衛(NM
D)計画推進に対するロシア軍首脳部の強い不満と焦りが背景にあ
るとみられる。
問題の会見記事は、週刊紙インタファクス・ブレーミャ最新号が
掲載した。
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(続) 991017 2046
[1999-10-17-20:46]
10/17 20:46 米国をテロ支援国と批判 ロシア軍スポークスマン 外信44 #02
次長は、ロシア軍が作成した新たな軍事ドクトリンに関連して、
過激な民族主義や宗教組織が「国際的な反動勢力」の支持を受けて
、ロシアだけでなく世界の脅威に成長していると指摘。
その実例として、チェチェン共和国を含む北カフカス情勢の不安
定化に触れ、「その他の地域でも、米国や(ユーゴスラビアの)コ
ソボ解放軍などが、テロリストを表や裏で支援している」と決め付
けた。
次長は、今回のチェチェン進攻の実現に中心的な役割を果たした
といわれる強硬派のクワシニン参謀総長に近い人物とされる。
(了) 991017 2046
[1999-10-17-20:46]