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回答先: ▼携帯電話でも位置把握=119番、システム開発へ(共同) 全文 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 10 月 14 日 18:55:14:
メルセデスベンツなどの高級車では
実用されていますね、確かに安全である。
E-callシステムだと通常の1/2の時間で救急隊が
到着できるらしい。
こうして安全性の立場から、普及していくのでしょうね。
ちなみに車のGPSを利用すれば、どの道路を
どのように、時速何キロで走行していたかも
記録できるで。事故の際に証拠としての役割もできよう。
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万一の際の、いち早い緊急通報。
起きてしまった事故の被害を最小限にくい止めるためのパッシブセーフティ。その進化に挑み続けるメルセデスが、いま、事故の状況をより早く正確に通報する仕組みを現実のものとしました。それが、事故発生後の緊急通報時間の短縮を図り、負傷者のより迅速な救急活動を促すためのE-call(イーコール)サービスです。
「E-Callシステム」をSクラスに標準装備、Eクラスセダンにオプション設定。(98年11月現在)
負傷者のいち早い救急活動を促し、
二次的事故の発生も防ぐための新システム。
重大な事故が起きてしまった場合、負傷者をより早い段階で救助するために警察や消防にただちに通報することが重要です。しかし、近くに電話がなかったり、通報者がパニックに陥って事故の発生地点や状況を正確に説明できないために、緊急車両の現場到着までに時間がかかってしまうことが少なくありません。メルセデスではこうした問題を重視し、より迅速な救急活動を促し、処置の遅れによる二次的事故や交通渋滞の発生を抑制するために、パッシブセーフティの一環として、E-callシステムを開発しました。
事故発生直後、
E-callセンタ-から警察などに情報を連絡。
E-callシステムを搭載した車両が衝突事故を起こし、エアバッグやシートベルト・テンショナーを作動させる衝撃が加わったり、車両が横転すると、車載センサーがそれを検知。車載の電話を介して、自動的にE-callセンターへのデータ送信を行います。このとき送信されるデータは、あらかじめ登録されている車台番号、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)等によって示される事故発生位置など。E-callセンターではこのデータをもとに、克明な位置情報や車両情報、血液型まで含めたドライバー情報(3人まで登録可能)を瞬時に把握。その後、ただちに警察や消防に連絡します。また乗員との会話が可能な場合は、オペレーターが事故の状況や負傷者数などを確認し、より正確な情報を通報します。ドイツで行われた複数の調査の一例*では、通報から緊急車両の現場到着までの所要時間は、通常の方法で、21.2分、E-callで11.7分という結果を得ています。
*ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州警察による郊外での調査結果。
急病などの際は、
手動による連絡も可能。
E-callのサービスは、急病等の乗員にかかわる緊急事態発生時にも活用することができます。前席上方のルーフトリム部にあるボタンを押せば、E-callセンターにアクセス。自車の車台番号や緊急事態の発生した地点などのデータが自動送信され、約1分後に直面している状況をハンズフリーマイクロフォンを通じてオペレーターに伝えることができます。センターでは、その状況に応じて警察、消防など必要な機関に迅速に情報を通報します。
● サービス提供エリアは、車載の電話が通話可能な範囲に限られます。
● E-callのご利用には、ダイムラー・ベンツ インターサービス テレマティック日本(株)とのE-callサービス及び自動車携帯電話サービスの契約、加入手続きが必要です。工賃、会費、電話料金等は別途お客様のご負担となります。
● サービス加入についての詳細及び費用については、正規販売店へお問い合わせください。
● E-callセンターによって警察や消防に通報がなされた場合、警察や消防は、この通報を通常の通信手段によってなされた通報と同様に処理し、E-callセンターによる通報を優遇することはありません。