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地下鉄サリン事件後の混乱期、阿修羅さんがニフティーに投稿した
英文の訳を資料として載せておこう。(原文は何処かへいってしまっ
た。)
オウム事件の謎 (北朝鮮ーオウムーアメリカ)
pc−van(1995年) からの転載。
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毒ガス事件は北朝鮮の仕業? MASA
FSHIMINに阿修羅から、ある筋からの英文がアップされている。
阿修羅さんは英語はまるで駄目らしい。彼の要約はずいぶんまずい。そこで私が少し
はましな訳を付けることにした。正確に全文を訳そうと思ったが面倒なのでずいぶん
省略した。直訳すると逆に筆者(ロン・デヴィス)の意図と離れてしまうようだ。ま
た誰でも知っていることや簡単な英文も省略した。
初めにはっきり書いておきたいが私は北朝鮮の仕業だと主張しているわけではない。
この英文のソースはアメリカCIAあたりだろう。このような文章が在日朝鮮人差別
や迫害につながらないようカワセン氏を初めとした緒氏にお願いします。
北朝鮮による日本へのガス攻撃。
以下の文は私がロン・デヴィス氏から得たものである。彼は元空海軍戦略分析官で
あった。この話は私が彼との電話から書き取ったものであり、私自身詳細に理解でき
たものではない。彼は非常に聡明な若者であり現在軍事陰謀関係の分析で顧問著述活
動をしておられる。彼から直接話をしたい方はEMAIL address かFA
X619ー545ー743 でコンタクトしていただきたい。
日本の毒ガス事件への北朝鮮の関与
背景
昨年我々は北朝鮮と開戦直前というところまで行った。昨年7月10日北朝鮮は日
本に対して「もし日本がアメリカ軍に日本の島を基地として提供するようであれば神
経ガスによる攻撃を加える。」という脅しを掛けている。北朝鮮は日本や韓国からア
メリカ軍を撤退させたいのである。B52sの発進や燃料補給ができなくなるからで
ある。グアムは太平洋で唯一のB52sの基地であるが北朝鮮からはあまりにも遠く
人的金銭的負担が増すのである。良い基地無くしては戦略的攻撃爆撃は制約を受け反
撃も容易となる。このような脅迫的行動態度はアメリカが北朝鮮と合意に達し条約に
調印したことによりおさまった。
1 ガス攻撃前にガスマスク製造会社の株が急騰している。日本政府の調査ではイ
ンサイダー取り引きは認められない。
2 ガス攻撃前の二週間ではガスマスクの売り上げは通常の10倍に達している。
3 日本国政府は朝鮮民族派のテロに非常な関心をはらい調査している。
オウム真理教の関与について
教団の関与については矛盾した面が認められる。ロシアには3万人日本には1万人
の信者がいるとされるが朝鮮民族派にはどのくらいの信者がいるか北朝鮮では活発
に活動しているかどうかなどについては知られていない。地下鉄でのガス攻撃の後
に2500人の警官によって教団の基地(施設)が捜索され化学工場と薬品が発見
されたが4人が監禁容疑で逮捕されただけであり薬品やガス攻撃に関しての容疑で
は何もできないでいる。昨年ロシアでは麻薬(薬物)研究所運営容疑で教団の信者
を逮捕している。日本でも麻薬(化学)研究所ではないかと疑っている人々がいる。
TVナイトラインショウ(朝までテレビのことか)で明らかにされたことに因ると
日本の警察は毒ガス攻撃の2日まえに教団の機関誌(配布前のもの)を押収してい
る。その機関誌に因るとUSC130hの航空機が日本に神経ガスをまいていると
言うのである。アメリカ軍を日本列島から追い出したいと言う説とよくあう主張で
ある。カルトの指導者たちはアメリカはガス攻撃に責任があると主張している。
「オウム真理教が北朝鮮の日本へのガス攻撃の基地であり代理人である。」とする
主張には疑問点もある。警察はオウム真理教の施設からガスマスクや化学戦用防御
服、毒ガス中和剤、注射器等はなにも発見していないのである。もし彼らが化学兵
器を製造していたのであれば、そのための完璧な能力があるか、それともまったく
の愚か者であるかどちらかである。他の生物兵器(ボツリヌス毒素)は明らかにオ
ウム真理教施設内に存在していた。
毒ガス攻撃にオウム真理教が関わっていたかいないかいずれにせよ、北朝鮮が彼ら
の扇動者であったろう。地下鉄毒ガス事件で使用された毒ガスは非常に薄められて
おり5000人が被害を受けただけであるが、同じようにして5000人を殺害す
ることは非常に容易であろう。
ロン・デビィスは彼らには人を殺害する意図はまったく無く、ただ日本政府を脅す
ことだけが目的であると信じている。つまり「我々は本気である。もしアメリカと
北朝鮮との間で再び戦争が起こっても日本はアメリカを助けるな。」というメッセ
ージを日本政府に直接届けただけである。
以上MASAによる要約終。
再び誤解を避けるためのコメント。
この英文をオウム真理教の信者がアップするとは。いかに彼が無実だと言う証明にな
りませんか。この文は非常に謀略に富んでいます。専門の謀略家の作文でしょう。
CIAでしょうか。それともKCIA、いや見当違いな捜査していることへ苛立ちから
北朝鮮からの直接のメッセージでしょうか。もう犯人は誰でもよくなりました。誰でも
が怪しい。
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注
この英文を投稿した阿修羅氏とはオウム信者というわけではなかったようです。
私は真実を知るべき立場にはいません。残念ながら真実は知りません。
が、一つの可能性(仮説)として、次のようなシナリオを考えます。国際政治
とは利害だけが総て、今も昔も未来も。戦後の国際関係を支配していると
言われる、「ヒューマニズム・自由平等・合理主義」は、現実とは無縁であることを
認めるべきだと思います。アメリカ、北朝鮮が悪いのではなくて、陰謀で負ける
日本が馬鹿。
(いや、「負けるが勝ち」でした。 身体に悪い、大きな肉の塊を取り合って殺し合う
よりは、芋を囓っていた方が賢い。)
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1993年ー1995年頃、北朝鮮の核疑惑をめぐって、米朝関係は危機的
状況にあった。
北朝鮮による核開発を阻止するために、アメリカは空爆に踏みきるべきでは
ないか。だが韓国や日本も戦場
になることは明白だ。我が米軍は圧倒的に有
利ではあっても、韓国や日本は攻撃に曝されるだろう。
このような状況で、アメリカは従来のように日本や韓国国民の支持を受け続け
ることができるだろうか。アメリカ軍による空爆には日本政府や自衛隊の協力
が不可欠であるが、日本には有事立法はまだない。我々が期待する援助が
受けられるとはかぎらず、そうすれば作戦は支障を受ける。最悪の場合には目
的を果たせずに空爆を終了させねばならず、その上、韓国・日本とアメリカの
同盟関係にまで支障がでるかもしれない。
日本に北朝鮮を攻撃させ、アメリカは支援するという立場にすれば良い
結果を生む。誘拐事件や毒ガステロで揺さぶりをかければ、日本人のことだ、
すぐに「北朝鮮を許すな。」に、国論は統一されるだろう。
日米安保条約に基づいて、我がアメリカ軍は援助を惜しまない。我らの大統
領も拒めないだろう。日本軍の代わりに北朝鮮を攻撃してあげよう。日本の軍
隊には海外への攻撃は許されていないだろうから。
1994年、金日成が死んで北朝鮮は政治的空白状態にある上に飢饉に喘
いでいる。新しい極東情勢を創るのは今をおいてない。
「我がアメリカに敵対する存在は、どのような小国であっても許されない。」
というメッセージを、我々は常に世界に向けて発信し続けるべきである。
我がアメリカは5年に一度は大規模な軍事力の放出を行わねば。
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