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世界の人口６０億人突破
国連のアナン事務総長によれば、火曜日サラエボで６０億人目の象徴的な男の子が
生まれた。
彼はグリニッジ標準時２２：０３分にクリニカルセンター大学の出産病棟で生まれた。
この病院の小児科の教授イドリス・バクヴイックによれば、２９歳のファティマ・
ネビックFatima Nevicの子で体重は３５５０グラムで出産には７時間かかった。
母子ともに元気であるという。
"ここでこの出産に立ち会えたことは、この病院のすべての職員にとって、とても
幸運でうれしいことだ。"と語った。
国連当局によれば、アナン市が２日間のバルカン半島視察中に全く偶然でくわしたことで、
サラエボが（記念すべき出産に）選ばれたことに特別や理由はないという。
もし、この男の子がニューヨークにいれば、ニューヨークが選ばれたことだろう。
しかし、この光栄ある赤ん坊が、あの苦いボスニア戦争からの再建途上である町に
決定されたことは象徴的な意味を（この出産に）付け加える
この事実自体は象徴的なものであるが、世界中で毎秒３人の赤ん坊が生まれているのに、一体誰が正確にいつどこで肝心の出産が起こったと特定することができるのであろうか。
大抵の場合、人口統計学者達はボスニアよりもアジアで生まれている可能性が高いことに
同意している。
アナン氏はサラエボにおいてボスニアのイスラム指導者と国連職員がこの国の平和に
貢献したという記念碑設立の会談をしていた。
今年の９月国連は世界人口が６０億人を超える日（D6B）を１０月１２日と宣言して
いたが、当局は、回りが想像する以上のある程度意味があったことを認めている。
最近人口増加の速度は鈍化したとはいえ、世界人口は１９６０年以来２倍になり、
かなり大多数の赤ん坊が貧乏で文盲として成長すると国連は予測している。
１９８７年以来１０億人が増加して２０５０年には８９億人に達すると予測している。
何人かの人口学の専門家は中国で採用されているような"一人っ子政策"を世界中で
導入すべきであると議論している。
しかし、他の学者達は科学が途上国を豊かにすれば自ずから出生率は落ち着いてくる
とみている。
１８０４年 １０億人
１９２７ ２０
１９６０ ３０
１９７４ ４０
１９８７ ５０
１９９９ ６０
（以下予測）
２０１３ ７０
２０２８ ８０
２０５４ ９０
９９／１０／１２ BBC
http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/newsid_471000/471908.stm
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