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回答先: 東海村で臨界事故か 投稿者 gaattc 日時 1999 年 9 月 30 日 15:16:20:
09/30 14:55 日本初の臨界事故か ３人被ばく、２人重症 放射線 社会81 #01
三十日午前十時三十五分ごろ、茨城県東海村石神外宿の株式会社
ジェー・シー・オー（本社東京都港区）の東海事業所転換試験棟か
ら出火、三人が被ばくして倒れた。うち二人は嘔吐（おうと）や下
痢などの症状を訴え、意識はあるが重症。三人とも千葉市の放射線
医学総合研究所にヘリコプターで搬送された。国内の原子力事故で
重症者が出たのは初めて。
同社はウラン燃料を扱っており、同日午後、緊急開催された原子
力安全委員会は「想定外の核分裂連鎖反応による日本初の臨界事故
が起きたのではないか。三人は相当大きな被ばくをした恐れがある
」との見方を示した。
（続） ９９０９３０ １４５５
[1999-09-30-14:55]
09/30 14:55 日本初の 社会81 #02
東海村役場によると、事故当時、施設からは青い光が出たという
。周辺の放射線量が急上昇したため、茨城県警は周辺三キロの県道
などを封鎖、二百メートル以内を立ち入り禁止とし、付近の家に避
難を呼び掛けた。周辺の町村は、小中学校に窓を閉め外に出ないよ
う指示した。
科学技術庁によると、施設のすぐ近くでは、放射線量が通常の約
四千倍に、茨城県によると約一万五千倍に達したという。
同県警によると、午前十時三十五分ごろ、施設の監視装置の警報
が鳴り、事故直後に周辺の舟石川測定所で空間線量率が通常の約十
倍に上昇した。
（続） ９９０９３０ １４５５
[1999-09-30-14:55]
09/30 14:55 日本初の 社会81 #03
現場はＪＲ常磐線東海駅の北西約二キロ。周辺には小学校、幼稚
園、民家や商店もある。
ジェー・シー・オーは、濃度の異なるウランを加工、混合し、核
燃料の二酸化ウランを製造している。旧社名は日本核燃料コンバー
ジョン。
科技庁や県原子力安全対策課などの職員が現場に急行。事故状況
の確認を急いでいる。
（了） ９９０９３０ １４５５
[1999-09-30-14:55]共同
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