Tweet |
回答先: 核施設で臨界事故か 3人被ばく、1人重症 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 9 月 30 日 20:25:16:
09/30 14:15 核施設で臨界事故か 3人被ばく、1人重症 放射線 社会74 #01
三十日午前十時三十五分ごろ、茨城県東海村石神外宿のウラン燃
料を扱う株式会社ジェー・シー・オー(本社東京都港区)の転換試
験棟から出火、三人が被ばくして倒れ、病院に運ばれた。一人は嘔
吐(おうと)などで重症で、三人とも千葉市の放射線医学総合研究
所にヘリコプターで搬送された。国内の原子力事故で重症者が出た
のは初めて。
科学技術庁によると、臨界事故の可能性があるという。
周辺の放射線量が急上昇したため、茨城県警は周辺三キロの県道
などを封鎖、立ち入り禁止にし、施設周辺の家に避難を呼び掛けた
。
科学技術庁原子力局によると、施設のすぐ近くの観測では放射線
量は通常の約四千倍、県によると約一万五千倍に達したという。
(続) 990930 1415
[1999-09-30-14:15]
09/30 14:15 核施設で 社会74 #02
同県警によると、午前十時三十五分ごろ、施設の監視装置が鳴り
、事故直後に周辺の舟石川測定所で空間線量率が通常の約十倍、門
部測定所は約七倍に上昇した。
現場はJR常磐線東海駅の北西約二キロ。周辺には小学校、幼稚
園、民家や商店もある。
ジェー・シー・オーは、濃度の異なるウランを加工、混合し、核
燃料の二酸化ウランを製造している。旧社名は日本核燃料コンバー
ジョン。
科学技術庁や県原子力安全対策課などの職員が現場に急行。事故
状況の確認を急いでいる。
(了) 990930 1415
[1999-09-30-14:15]共同