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◎タジク大統領任期延長へ 憲法修正が確実に
【モスクワ27日共同】中央アジアのタジキスタンで実施された
憲法修正の是非を問う国民投票は、27日までの中央選管の暫定集
計の結果、賛成票が6割を超え、5年から7年への大統領任期延長
などの憲法修正が確実となった。
憲法修正案には、共産党出身のラフモノフ大統領陣営と連立を組
むイスラム系の統一野党のため、宗教を政党の基盤として公認する
条項も含まれている。
憲法修正によって、11月の大統領選で再選が見込まれる大統領
と、統一野党の双方の基盤を強化し、政府と野党系武装勢力の内戦
が終結した後も混乱が続くタジキスタンの安定化に寄与するとみら
れる。修正には投票総数の過半数の賛成が必要だった。 (了)
[共同 9月27日] ( 1999-09-27-18:58 )