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◎ケネディ大統領の愛人死去 マフィアとのパイプ役も
【ワシントン26日共同】26日付の米紙ロサンゼルス・タイム
ズによると、ケネディ大統領の愛人で大統領がマフィアに票の収集
を頼むパイプ役だったと告白し、全米を騒がせたジュディス・エク
スナーさんが24日、ガンのためロサンゼルスの病院で死亡した。
65歳だった。
ケネディ大統領多数の愛人疑惑の中でも、フーバー連邦捜査局
(FBI)長官が大統領にエクスナーさんとの関係清算を勧告した
エピソードや、米上院公聴会で大統領との逢い引きを証言したこと
から「本物の愛人」として扱われてきた。
カリフォルニア州の富裕な家に生まれ、俳優との結婚生活の破た
ん後、歌手のシナトラと交遊を開始。シナトラから大統領選に立候
補したばかりのケネディ上院議員を紹介された。
シカゴ・マフィアのボス、ジアンカーナと大統領の連絡役も務め、
やがてジアンカーナとも関係を持ったと言う。63年に大統領の子
供を身ごもったことが分かり、大統領のアドバイスで中絶手術も受
けたと証言した。 (了)
[共同 9月27日] ( 1999-09-27-09:06 )