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◎細菌テロ対策で防疫研究 米政府が予算計上
【ニューヨーク22日共同】22日付の米紙ニューヨーク・タイ
ムズによると、米国の食糧供給に対する細菌テロの脅威が増大して
いるとして、米政府は、ニューヨーク州プラム島動物疾病センター
で農務省が行っている防疫研究に、今年は7500万ドル、来年と
再来年は計1億4000万ドルの予算を計上し研究を推進する計画
だ。
研究は、政治的な目的や経済的な利得を狙い、テロリストが米国
の穀物や畜産物などに細菌を散布することを阻止する計画の一環。
同センターは米国内に4カ所ある細菌戦関連研究所の一つ。危険
な細菌類が保管されており、出入りする全員がシャワーや洗髪、つ
めの間の清掃などが義務付けられ、厳しい警備下に置かれている。
(了)
[共同 9月22日] ( 1999-09-22-16:40 )