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◎越、台が南沙諸島で補強作業 ベトナムと台湾
【マニラ21日共同】フィリピン国防省高官は21日、六カ国・
地域が領有権を主張する南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸
島で、ベトナムと台湾が既存の建設物の補強工事を進めていること
を明らかにした。
高官によると、ベトナムはアリソン礁など二カ所で、台湾も実効
支配する礁で作業員が上陸しコンクリート製の構造物の補強を行っ
ているという。フィリピン国軍の偵察機が今月半ばに確認した。
同諸島をめぐっては、フィリピンが現状維持を定めた「行動規範」
を関係各国に提案しているが、先月もマレーシアの建設作業にフィ
リピンが抗議するなど対立が高まっている。
(了)
[共同 9月21日] ( 1999-09-21-22:26 )