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◎サル、キツネも検疫対象 感染症防止の新制度説明
エボラ出血熱や狂犬病などの感染症を防ぐため、来年1月1日か
ら新たに5種類の動物が検疫対象となることから、農水省動物検疫
所成田支所は21日、成田空港内で新制度の説明会を開催、通関業
者や航空関係者ら約80人が参加した。
支所側は、新制度について(1)従来のイヌ、ウシなどに加え、
ネコ、サル、アライグマ、キツネ、スカンクが検疫対象となる(2)
エボラ出血熱を人にうつす危険のあるサルは成田空港と関西空港か
らしか持ち込めなくなり、輸出国と日本でそれぞれ30日間の隔離
検査が必要−−などと説明した。
参加者からは「盲導犬の輸入も同じ方式になるのか」「動物の輸
出に関しては特別な決まりがあるのか」などの質問があり、支所側
は「盲導犬も特別扱いしない」「輸出に関しては従来通りで、特別
の規制はない」などと答えた。 (了)
[共同 9月21日] ( 1999-09-21-17:39 )