Tweet |
◎多国籍軍現地入り延期 駐留国軍は半数が撤退
【ディリ(東ティモール)17日共同】インドネシア国軍の東テ
ィモール治安回復作戦司令部のキキ・シャナクリ司令官(少将)は
17日、東ティモールに派遣される多国籍軍の先遣隊の東ティモー
ル入りは予定の18日から延期されたと述べた。
中心都市ディリで共同通信などのインドネシア人記者団に語った。
延期の理由や新たな日程は明らかにしなかった。
また、インドネシア国軍のムイス東ティモール駐留部隊司令官
(大佐)は17日、駐留部隊の主力の陸軍部隊約7000人のほぼ
半数が同日、東ティモールから撤退したと述べた。
多国籍軍「東ティモール国際軍」(INTERFET)は、コス
グローブ司令官が小規模な先遣隊を率いて18日にディリに入り、
本隊の第一陣も19日から段階的に展開を始める予定だった。
インドネシア国軍によると、多国籍軍の展開が本格化した後、1
週間程度で国軍の撤退がほぼ完了する見通し。
(了)
[共同 9月17日] ( 1999-09-17-22:14 )