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◎教会で銃乱射、6人死亡 米テキサス州、犯人も自殺
【ニューヨーク15日共同】米テキサス州フォートワース市内の
バプティスト教会で15日夜(日本時間16日午前)、男が銃を乱
射、地元警察によると、6人が死亡、8人が負傷した。男は乱射後、
自殺した。
事件当時、教会には十代の若者100人以上が礼拝のために集ま
っていた。男は礼拝開始後、黒ずくめの服装で正面玄関から教会に
入り、銃を取り出すと「おまえたちの信じているものはでたらめだ」
と言いながら発砲したという。CNNテレビによると、死者のうち
3人は大人、3人は十代の若者だった。
米国では今年4月、コロラド州リトルトンの高校で在校生2人が
銃を乱射し犯人を含め生徒ら15人が死亡、7月にはジョージア州
アトランタの株取引会社で男が銃を乱射し12人が死亡するなど銃
乱射事件が多発しており、教会を舞台にした今回の惨劇は、全米に
あらためて強い衝撃を与えている。
目撃者によると、男はたばこを吸うなど落ち着いた様子で、「動
くな」と命令し、弾を何回か込め直しながら発砲を続けた。(了)
[共同 9月16日] ( 1999-09-16-12:17 )