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シンポジウム「バイオ世紀の生命観」
21世紀は「生命科学の世紀」になるといわれる。人間の遺伝情報が解読され、医療の姿も大きく変える。ひとの手で、遺伝子を組み換えた農作物や動物の開発もさらに進むだろう。朝日新聞社は9月3日、シンポジウム「バイオ世紀の生命観=遺伝子組み換え食品からクローンまで」を東京・有楽町朝日ホールで開催した。国内外の研究者、市民運動家ら8人を招き、第1部「遺伝子組み換え食品」、第2部「遺伝子と医療」の2部構成で、生命科学の未来像、変容を迫られる生命観について、議論を展開してもらった。
●第1部:遺伝子組み換え食品
基調講演 「ヨーロッパの現状」「農業バイオ技術の世界の情勢」
問題提起 「消費者の立場から」「新旧バイオ技術の生命倫理」
全体討論
●第2部:遺伝子と医療
基調講演 「遺伝子診療の現状と将来」「未来の生殖医療の科学と政治」
問題提起 「遺伝カウンセリング」「生命科学をいかに伝えるか」
全体討論