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◎監視センターに中国も 米上院2000年副委員長
【ワシントン8日共同】米上院コンピューターの2000年問題
特別委員会のドッド副委員長は8日の記者会見で、同問題に起因し
てロシアがミサイルを誤発射するのを防ぐ目的で設置する監視セン
ターに、ロシアのほか中国やインド、パキスタンも招くべきだと提
案した。
同センターは世界各地のミサイル発射を検知するモニターを備え
た施設で、コロラド州の空軍基地内に設置する。2000年問題で
ロシアの防空システムに異常が起きて疑心暗鬼からミサイルを発射
しないよう、来年1月1日の前後、同施設にロシアの防空担当者を
招き、米側と共同で防空監視を行う計画。ロシアの参加について米
ロ間で近く正式合意の見通し。
同副委員長は「中国、インド、パキスタンも招くのは悪くない考
えだ」と話した。委員会として政府に実現を働き懸けたい考え、と
いう。 (了)
[共同 9月 9日] ( 1999-09-09-09:36 )