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◎最高裁が“拷問”禁止 イスラエル
【エルサレム6日共同】イスラエル最高裁は6日、国内治安機関
シャバクに認められていた「肉体的圧力をかける捜査方法」を非合
法化するとの決定を下した。
決定によると、シャバクは今後、事情聴取の際に(1)眠らせな
い(2)体を揺すり続ける(3)大きな音楽を流し続ける−−など
の方法をとることが禁じられる。
最高裁判事などで構成される「合法的捜査委員会」が1987年、
容疑者に「緩やかな肉体的圧力」をかけることをシャバクに認めた
ため、人権擁護団体が「拷問反対」として裁判に訴えていた。
シャバクは主に反イスラエル活動を取り締まる組織で、イスラム
原理主義組織ハマスの活動家らにこれらの方法で取り調べを続けて
きた。 (了)
[共同 9月 6日] ( 1999-09-06-18:48 )