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回答先: Re: 武装宗教集団「ブランチ・デビディアン」で再捜査 催涙弾で発火もと米FBI 投稿者 河上イチロー 日時 1999 年 8 月 28 日 16:41:25:
◎政権揺るがすFBIのウソ 米司法長官辞任要求も
【ワシントン2日共同】米連邦捜査局(FBI)が1993年4
月に、米テキサス州ウェーコで武装宗教集団の本拠地を急襲、子供
25人を含む80人が焼死した事件で、発火性の催涙弾の使用を隠
していたことが2日までに明らかになった。
司法省やFBIはこれまで議会証言などで、火災原因は教団側に
あると主張してきた。FBIの隠ぺいが発覚したことで、共和党議
員からはリノ司法長官が適切な捜査を怠ったとして、引責辞任を求
める声が上がっている。
FBIは2日、急襲時に発火性催涙弾の使用を許可する無線交信
が録音されたビデオを公開するなど、真相究明に努める姿勢を見せ
ている。しかし来週から再開される米議会では、クリントン政権へ
の攻撃が強まりそうだ。
ホワイトハウスは「クリントン大統領は司法長官が(FBIに)
だまされた可能性を深く遺憾に思っている。司法省の真相究明を確
信している」(スポークスマン)と、リノ長官を擁護している。
しかしリノ長官は米国立ロスアラモス研究所での核技術スパイ疑
惑の捜査でも手落ちがあったと批判されており、度重なる不手際に、
窮地に立たされる可能性もある。
FBIによると、発火性の催涙弾を使用したのは、武装宗教集団
「ブランチ・デビディアン」の本拠地で火災が発生する数時間前で、
しかも建物から約100メートル離れた燃料庫の屋根に落としたと
し、火災と催涙弾使用とは因果関係がないと主張している。(了)
[共同 9月 3日] ( 1999-09-03-09:22 )