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◎中国から米軍にハッカー 大使館誤爆後に
【ワシントン1日共同】ベオグラードの中国大使館を北大西洋条
約機構(NATO)軍が誤爆した後、米軍やNATOのコンピュー
ターネットが中国内からハッカー攻撃を受けていたことを1日、米
空軍の情報通信担当中将が明らかにした。同中将が空軍技術会議で
発言した内容を、業界紙のホームページが伝えた。
それによると、米軍のネットなどへのハッカー行為はユーゴ空爆
中、毎日のようにあり、大使館誤爆後は中国からの攻撃も加わった。
米軍は、中国内の複数のインターネットアドレスから発信されてい
たことを突き止めた、という。
同中将は中国からのハッカー攻撃について「高度なものではなか
った」と指摘、電子メールを大量に送り付けてネットをマヒさせる
のが目的の手口がほとんどだった、と述べた。中国内の発信元が、
政府が管理するアドレスだったどうかは言明を避けた。 (了)
[共同 9月 2日] ( 1999-09-02-08:18 )