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小林よしのりが左翼おやぢ、上杉聰が書いた「ゴー宣」批判本、
「脱・ゴーマニズム宣言」を著作権侵害だから絶版にして
印税をすべて小林側に補償金としてよこせと訴えていた裁判は、
東京地裁で8月31日、小林側の全面敗訴の判決が出た。
負けて当たり前だっつーの。ざまあみろ！
さて、これをガイキチ保守の小林対左翼オヤジ上杉、という
観点から一歩離れてみると、この判例によって非常に面白いことが
法的に確定したことが分かる。
小林はこの裁判の争点として、
「漫画の引用は著作権侵害だから一コマたりとも引用は許さないのが
業界の慣例だ」と言っていた。
確かに、著作権に関しては小林の言うような「著作権侵害」を
盾に取った出版社の横暴が現在はまかり通っている。
そのため、非営利のホームページにマンガの1コマを
スキャンして掲載しただけで著作権侵害を盾に、
出版社が圧力を掛けるという異常な言論弾圧状態が
この日本という国では続いている。
むろん、今回の判決はマンガの全ページをスキャンして
著作者に無断で営利目的のホームページに載せる行為までを
認めたわけではないし、そういうことこそが真の著作権侵害だと
私は思う。この点に関しては異論はないだろう。
だが、現在は単なる非営利のマンガのファンページを作るために
たった1コマ引用するだけでも、出版社に許諾を得なければ
違法になるという、まさに資本主義エスタブリッシュメントに
有利になる誤った論理がまかり通っている。
しかし、この判決が出たことにより、以前のような出版社の横暴は
多少なりとも減っていくはずである。
たとえマンガであっても最低限の引用であれば法的に認められる、
ということをこの判決は明確に示したからである。
そういう意味で、今回の判決は日本の司法の良識を示したといえよう。
つまり、アホの小林が私利私欲のために訴えた裁判が、
インターネットという「公」のために役に立ったわけだ。
よかったねえ、よしりん。
（小林によるとインターネットは「気色悪い便所の落書き」らしいけど《笑》）
さて、この間小林の連載が12月に終了するという情報が
一部で流れたが、実際には今回の判決で連載終了が
もっと早まるかも知れないね。
「ＳＡＰＩＯ」も部数がかなり減っててヤバそうだし、
これからが見物だね。
左前の扶桑社と違って、小学館には「名探偵コナン」や「ポケモン」の
版権収入という莫大な利権があるから、赤字雑誌の「ＳＡＰＩＯ」や
小林を今切ったって痛くも痒くもないだろうよ。
それにしても、小林側はまだこんなこと言ってるよ。
どうせカナモリあたりのコメントだろうけど、被害妄想丸出しだね。
控訴したところで、高裁でも結局同じ判決しかでないと思うぞ。
今、潔く判決を呑んだ方が小林のためになると思うがねえ。
（オレって、なんて慈愛に溢れているんだろう。）
>小林さんの代理人の話
>「小林さんの人気に便乗したのは明らかなのに、裁判官に理解されず、
>誠に遺憾だ。人気作品を無断使用した本が相次ぐのは間違いなく、
>漫画家の創作意欲を失わせるのは明らかだ。
>小林さんとも相談した上で、控訴の準備を進めたい」
（9/1 読売新聞朝刊より）
上杉も馬鹿サヨク丸出しだよね。
今さら慰安婦ネタを持ち出したりするから「保守」派の
アホ論客が詐話師小林の詐術に騙されるんだよ。
上杉も、後半部は結構いいこと言ってるんだけどね。
>上杉さんの話
>「小林さんの漫画で傷つけられた従軍慰安婦の名誉を回復するには、
>漫画の引用がどうしても不可欠だった。
>漫画家には、作品を引用されない権利があるとの勘違いが
>明確に否定された訳で、画期的な判決だ」
（9/1 読売新聞朝刊より）
※おまけ
この件に関する小林狂信者のコメント
（狂信者の聖地「日本ちゃちゃちゃ」にて採取）
採取地→
http://www.nc4.gr.jp/cgi-bin/boad.exe?file=./Demo&path=/opinion/&startHtml=./BoadNaiyou.html&mode=sel&targetid=8674
>日本の裁判所なんてこんなもんです。
>世間もよく知らない裁判官が自分の狭い了見の中で
>判断しているんですから。
→世間を知らないのはてめーだろ。そんなことが言いたいんだったら
てめえのメールアドレスをちゃんと書きやがれ。
（俺も人のことは言えないけどね。ギコハハハハ[`▽~]）
採取地→
http://www.nc4.gr.jp/cgi-bin/boad.exe?file=./Demo&path=/opinion/&startHtml=./BoadNaiyou.html&mode=sel&targetid=8679
>残念ながらよしりんの敗訴となりましたが、まだ素直に
>納得はできません。
>（長いので中略）
>これは「ゴー宣」に限らず、他のマンガ全般に対する危機です。
>あろうことか画像の無断転載に法的根拠が与えられてしまいました。
>他のマンガもこの意味で著作権法の保護が受けられなくなって
>しまった事になります。
>（中略）
>ちゃっかり画像を無断転載（もちろん特定１つのマンガ書籍でも大量に）
>することもこれからは（少なくとも日本国内では）可能となってしまうわけです。
>とんでもないことです。
>（中略）
>日本は著作権に甘いとしか言いようがありません。
>ここはよしりんには控訴してとことん闘ってもらいたいと思います。
→何言ってやがんだ。こんなに「著作権」に厳しいのは
言論統制国家のニッポンくらいのもんだ。
真の言論の自由がある国、アメリカのホームページを見てみろ。
日本だったら「著作権違反」になりそうなページがたくさんある。
それでもそういったページが運営できているのは、アメリカでは
著作権は著作者側に一方的に認められるものではないという
社会的なコンセンサスができているからだ。
（無論不当な利益を得るために引用権を悪用することが
厳しく罰せられるのは言うまでもない）
この男は日本語ページしか見てないんだろうねえ。
哀れなこった。
そもそも、著作権に関する主張は、人の肖像権侵害しまくりの
小林が言えた義理か。小林だって自分の作品中で他人の
出版物の著作権を平気で侵害しまくってるじゃねえか。
こいつ、出版社寄りの意見を言っているところを見ると、
正体は小林の命を受けて謀略でﾔ師編集長を扶桑社から
退職に追い込んだ扶桑社
のスパイ大臣、バザール秋葉
じゃねえのか!?
（ﾔ師の「ﾔ」の字は機種依存文字なのでMacやUNIXからは
見えないと思います。元ＳＰＡ！編集長のツルシさんのことっス。
別に俺のせいじゃないけど、謙虚な俺は謝っときます。
ごめんなさい）
それにしても今の小林の態度って、上杉が各地で講演させていた
「慰安婦狩りの詐話師」吉田清治にそっくりだね。
嗚呼、哀れ。
※無断転載大歓迎！
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ただし、これは「曰木ぢゃぢゃぢゃ倶楽部」の投稿だけに
適用されます。
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