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紙面攻撃の
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マ○ドナルドといえば、ビッグマック。
ビッグマックは、ビーフ100%。
1号店オープン以来こだわってきた、100という
数字ですが、じつはビーフ以外の肉を使ってない
という意味だけでなく、つなぎや調味料、保存料や
着色料なども一切使ってないってこと、
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を素直に読めば、マクドナルド・ハンバーガーでハンバーグが100
パーセント牛肉なのはビッグマックだけだと理解できますけれど。
ビッグマックは脂質の含有量が普通のに比べて1.7倍ほどあります。
(通常のハンバーガーは9.5g/100g、ビッグマックは16.8g/
100g)
牛肉の堅い部分(こわ、筋)を使っているということでしょうか。
私はこの「筋」しか買いません。脂肪が多いのは気になりますが値段が
60円/100g と目茶安いのです。それに新鮮な国産牛で美味しい。
細かく切って十分に煮たり焼いたりすれば堅さもなくなる。
牛肉と豚肉が混ぜられた挽肉があったとして、「この挽肉は牛肉70
パーセント、豚肉30パーセントで混ざられているな。」 と知る方法は
あるでしょうか。昔アルキメデスは純金の王冠に銀が内部で混ぜられ
ているかどうかを比重を測ることで判別したという話があります。
遺伝子判定でできるのでしょうか。十分に調理されてしまえば遺伝子も
壊れてしまっているものでしょうか。
いえもっと簡単な方法があるかもしれません。スーパーの豚肉売場で
「豚肉にはビタミンB1が豊富で夏バテ防止に最適です。」 というテープ
を流していました。調べてみますと豚肉のビタミンB1含有量は牛肉の
10倍もあるのです。そしてこの割合は部位によっても変わりません。
輸入肉でも国産肉でも殆ど変わりません。(脂肪の含有量では変わ
るが。)すなわち豚肉には0.7mg/100gなのに対して牛肉は0.0
7mg/100g程度です。一方マクドナルド・ハンバーグには0.23m
g/50gのビタミンB1が含まれます。(四訂食品成分表 1983年
より)
これらから、牛肉をXg 牛肉をYgと置き、連立1次方程式をたてて
解きますと答えが得られます。
マクドナルドには気の毒ですが、牛肉45パーセント、豚肉55パー
セントなんてことになる。
(なおロッテリア・ハンバーガーのビタミンB1は0.04mg/50gで、
同様の計算を行うと牛肉95パーセントというような結果が出る。この
程度は誤差の範囲内だから100パーセント牛肉とみなしても良い。)
日本人はお米を主食にしています。お米は精米の過程でビタミンB1
が1/5に減ってしまいます。(米ぬかにはビタミンB1が非常に豊富。
逆に言えば玄米には精白米に比べて5倍のビタミンB1が含まれる。)
ですからまっ白い米ばかり食べていた江戸時代の人々は脚気に悩
まされました。、ご飯を食べる民族(農耕民)には豚肉というのが自然
な食文化だったのかもしれません。
脚気と便秘防止のためにマクドナルドを食べよう。このさい牛肉100
パーセントにこだわる必要はない・・・なんて。豚肉を食べるのはかっこ
悪いという女性には牛肉100パーセントを謳うマクドナルドが最適。こ
れを方便と言います。
合成したビタミンB1などを添加物としてこっそり添加して誤魔かして
いる加工食品よりはマクドナルドの方が健康によいでしょう。