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◎次官が犯行計画と断定 イラン言論人連続殺人事件
共同通信 8/ 4 18:00
【テヘラン4日共同】イラン情報省は4日、同国で昨年起きた言
論人連続殺人事件の新たな捜査結果を示す声明を発表した。
国営イラン通信によると、声明は拘置中に自殺したサイード・エ
マミ元情報省次官が「犯行の5カ月前から犯行計画を練るなど、事
件の首謀者だった」と指摘。社会不安を高めて政府高官内の亀裂を
生み出すことで、長期的にイランを国際社会から孤立させることを
狙った「革命体制に対する陰謀」と断定している。
エマミ事件次官が「外国のスパイ」だった事実については、捜査
が継続中であることや安全保障上の理由として詳しい内容は明らか
にされないまま。ドリーナジャフアバディ情報相(当時)や他の高
官については「捜査の結果、一切の関与はなかった」と強調した。
(了)
[共同 8月 4日] ( 1999-08-04 18:00 )