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1999年7月15日（木） 6時14分
＜サッチー＞告発は時効近く不受理 浅香さんが公表（毎日新聞）
阪神タイガース監督夫人の野村沙知代さん（６７）について公職選挙法違反（虚偽事項の公表）容疑の告発状を東京地
検特捜部に提出していたタレントの浅香光代さん（６８）は１４日、告発が不受理になったことを明らかにした。浅香さ
んは、野村さんが１９９６年１０月の衆院選に立候補した際、名刺や著書に「米コロンビア大留学」と虚偽の記載をした
と主張していた。 浅香さん側によると、特捜部の担当検事が同日、浅香さん本人を呼び、「時効まで２カ月半しかな
く、十分な調査ができない可能性がある」などと不受理の理由を説明したという。浅香さん側は、この後、改めて早期解
明を求める上申書を特捜部に提出した。
［毎日新聞７月１４日］ ( 1999-07-14-20:09 )
1999年7月15日（木） 12時14分
サッチー告発状は不受理（毎日新聞）
◆浅香光代が野村沙知代さんの学歴詐称疑惑は公選法違反と、東京地検に提出した告発状が不受理に。「時効まで２カ月
半しかなく捜査は困難」が理由。悔し涙の浅香は「捜査して」と巻紙上申書を検事正あてに提出。
［毎日新聞07月15日］
1999年7月15日（木） 15時0分
告発状不受理で涙のミッチー（夕刊フジ）
サッチー問題、事件にならずー。女優、浅香光代（６８）が、タレントのサッチーこと野村沙知代（６７）を公職選挙
法違反で東京地検に告発した件で、浅香は１４日、東京地検から「告発不受理」を通知された。サッチーの学歴詐称疑惑
に捜査のメスが入る可能性は無くなったが、浅香は怒りと涙で追及の手を休めないことを宣言。まだまだ、騒動は続くの
かー。 浅香が地検に乗り込み、告発状を提出したのは１２日。サッチーが平成８年の総選挙に新進党（当時）から立候
補した際、米コロンビア大学留学と経歴を発表していたことが、同法違反（虚偽事項の公表）にあたるとしていた。 告
発後、浅香は「疑惑を徹底的に追及する」と意気軒昂だったが、わずか２日で、地検から告発不受理を通知されボー然。
１４日夜、東京・浅草のホテルで会見した浅香は、目にうっすら涙をためながら、「残念ながら受理されなかった。こん
なことがあっていいのかと思います」と悔しさをにじませた。 浅香によると、１２日に告発状を同地検に提出した後、
１３日夕になって呼び出しがかかり、１４日午前に同地検に出頭。担当検事から、「公選法の時効まで約２カ月半しかな
く、捜査しても時間切れになる。あと２カ月欲しかった」と説明され、告発状の原本を返却された。 浅香は「私のみな
らず、国民の皆様も納得できない」と、毛筆でしたためた巻紙の上申書を同日中に同地検に提出、再検討を求めていると
いう。しかし、地検が告発を不受理にした理由には、捜査に充てる時間不足という現実的な理由のほかに、ワイドショー
ネタになっている問題に、首を突っ込むことはない、との判断もあったとみられ、決定が覆ることはなさそう。 浅香
は、「このままでは引き下がれない。（コロンビア大学のある）ニューヨークに行って、自分で検証したい気持ちだって
ある」と、今後は“独自捜査”も辞さぬ構え。サッチー騒動の火付け役だけに、妙に責任感に燃え、「皆さんも情報を提
供してほしい。私なりに最後まで責任を持って解決するまでやりたい。手を貸してやってください。署名運動もやりま
す」とも呼び掛ける。 サッチー追及を声高に叫ぶ限り、ワイドショーも取り上げ続ける構図だけに、国民はもうしばら
く、この騒動に付き合わざるを得ないのかも。
[夕刊フジ1999年7月15日]
1999年7月17日（土） 15時0分
サッチー告発騒動、ついに国会へ（夕刊フジ）
野村沙知代さん（６７）の学歴詐称疑惑で、東京地検が女優の浅香光代さん（６８）が提出した公職選挙法違反容疑の
告発状を不受理としたことについて、元札幌高検検事長の佐藤道夫参院議員（二院クラブ）は夕刊フジの取材に「捜査当
局は受け取る義務がある。職務怠慢といわれても仕方ない」と批判した。また、与党議員の中には不受理問題について国
会追及する動きもあるという。 「法律を知らない検事が担当したのでは？」 告発を不受理したことで前代未聞の１万
本近い抗議電話を受けた東京地検。佐藤氏は後輩検事たちを諭すように語った。 「告訴・告発は国民の権利に基づいた
行為。捜査当局はこうした告訴・告発を受け取る義務がある。まったく事件とは認められないケースなどは論外ですが、
今回は（コロンビア大学留学は学歴詐称ではないかという）事実関係がはっきりしている。『時効まで時間がない』など
理由にならない。刑事訴訟法上も拒否できないはずです」 しかし、現実に東京地検は不受理とした。 「検察が乗り出
す話じゃないと判断したのか？ 騒動に巻き込まれるのをイヤがったのか？ しかし、不受理としたことで逆に騒動に巻
き込まれて検察の評判を落とした。賢い対応とは思えない。もし、私が担当したら、いったん告訴状を受理して適正な捜
査を行い、世の中が静かになってから野村、浅香両氏を呼んで話を聞くでしょう」 佐藤氏自身は「サッチー疑惑」に関
心はなく、「新聞やテレビでコメントを求められてから資料を読んだ」というが、与党議員の中には今回の告発不受理に
ついて衆院法務委員会で追及しようという声もある。 ついにサッチー疑惑が国会登場となるか？！
[夕刊フジ1999年7月17日]
1999年7月19日（月） 11時14分
渡部絵美が“ミッチー支援”（毎日新聞）
◆タレントの渡部絵美が、都内自由が丘駅前で反サッチー署名活動。浅香光代が野村沙知代さんを公選法違反で告発、不
受理の地検に再考促す目的で１時間に４００人を超す署名。浅香を全面支援へ。
［毎日新聞07月19日］
1999年7月19日（月） 21時9分
サッチー告発、意思確認できれば受理＝刑事局長（時事通信）
法務省の松尾邦弘刑事局長は１９日午後の参院予算委員会で、女優の浅香光代さんが野村克也阪神タイガース監督夫人
の野村沙知代さんを公選法違反（虚偽事項公表）で東京地検に告発状を提出としたことについて「先週の月曜日（１２
日）に持参されたが、もう少し考えてみると撤回して持ち返られ、１５日に再度提出された。告発するという意思がはっ
きりすれば受理し、捜査することになる」と述べ、意思確認ができれば受理する考えを示した。
［時事通信社 1999年7月19日 21:09 ］
1999年7月19日（月） 22時14分
＜野村沙
知代さん＞時効理由の不受理報道を否定 法務省刑事局長（毎日新聞）
女優の浅香光代さん（６８）がタレントの野村沙知代さん（６７）を告発した問題が１９日、参院予算委員会で取り上
げられ、法務省の松尾邦弘刑事局長は時効が迫っていることを理由に受理しなかったとの報道を否定し、「告発の意思が
はっきりしていれば、恐らく受理して捜査することになる」と述べた。照屋寛徳氏（社民・護憲連合）が「時効が迫って
いても解明に全力を尽くすのが検察の使命では」と追及したのに答えた。 浅香さんは１４日、１９９６年１０月の衆院
選に野村さんが立候補した際、名刺や著書に「米コロンビア大留学」と虚偽の記載をしたとして公職選挙法違反（虚偽事
項の公表）容疑で東京地検特捜部に告発状を提出。浅香さん側は「時効まで２カ月半しかなく、十分な調査ができない可
能性があるなどとして、不受理になった」と説明していた。 このため１５日には法務省や東京地検に抗議の電話が殺
到。松尾局長は「熟女の闘いに巻き込まれるのが嫌で受理しないということはない」とこの日の審議で釈明した。
【丸山 雅也】
［毎日新聞７月１９日］
( 1999-07-19-21:39 ) 1999年7月20日（火） 11時14分
サッチー告発状、地検受理（毎日新聞）
◆野村沙知代さんの経歴詐称疑惑を２度東京地検に告発していた浅香光代の“執念”が実り、やっと受理された。「ここ
が新しいスタート地点」と浅香が地検前で会見。支援者ら“大岡裁き”に期待。
［毎日新聞07月20日］
http://www.moj.go.jp/KEIJI/keiji09.htm
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。