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以下は「アブナイネタを教えてください」掲示板より引用です。’>’記号は省略。
(無題) 投稿者:HT 投稿日:07月13日(火)07時20分36秒
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おおかみが、あるとき、小川の水を飲んでいる子ひつじを見つけ、
なんとかうまく、いいがかりをつけて食べてしまおう、と考えました。
そこで、小川の上手にへ行き、
「おまえが水をかきまわすので、水がにごって飲めなくなった」
といって、子ひつじをせめました。すると、子ひつじは、
「わたしは、ほんの口のはしで、そっと飲んでいるのですから、そん
なはずはありません。それでなくても、ここは川下なのですから、川
上の水をよごすなんて、とうていできないことです」
といいました。おおかみはなんくせをつけるのに失敗したので、こん
どは、
「だが、おまえはきょねん、わたしのおやじのわるくちをいった」
とどなりましたが、子ひつじは、
「きょねんはまだ、わたしは生まれていませんでした」
といいました。そこで、おおかみは、はらをたてて、
「おまえは、なんのかんのと、うまくいいのがれをするが、わたしは
どうあろうと、おまえを食ってしまうぞ」
といって、とびかかりました。
はじめから、わるいことをしようときめこんでいる人にかかって
は、正しいすじみちをたてていいあらそってもむだだ、という話で
す。
上記イソップ童話は私の好きなものです。ただそれだけですので、
深読みはご遠慮下さい。