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◎琵琶湖の環境に変化?
70年ぶり大型ミジンコ確認
欧米に生息する大型のミジンコが、滋賀県の琵琶湖に生息してい
ることがこのほど、京都大生態学研究センターの占部城太郎助教授
(水界生態学)の調査で分かった。
占部助教授によると、よく似た大型のミジンコが1932年に琵
琶湖で確認されて以来、約70年ぶりの発見といい「ミジンコを食
べる小アユの減少など、湖の環境に変化が生じている可能性がある
が、水質の悪化を示すものではない」としている。
見つかったのは、欧米の湖や池に生息する「ダフニア・プリカリ
ア」。体長約1ミリの普通のミジンコと比べると、最大約3・5ミリとかなり大きい。4月上旬に、琵琶湖北部の志賀町沖で発見、そ
の後長浜市の沖でも見つかっており、広範囲に分布しているとみら
れる。
プリカリアが見つかった理由について、占部助教授は環境変化の
ほか「低温などに耐え、100年から200年生きる『休眠卵』が
一斉にふ化した可能性もある」としているが、32年に見つかった
ミジンコがプリカリアだったかどうかは、正確な記録や標本が残っ
ていないためはっきりしないという。
同助教授は「欧米のプリカリアと遺伝子的にどの程度近いのかを
分析したい。結果によっては、入ってきた時期がある程度推定でき
る」と話している。
ミジンコって何十年も卵のままでいられるんですね、
植物の種ならば分るけど、びっくり
シーモンキーのナゾも解けましたよ!