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回答先: 黄海の緊張を憂慮、収拾呼び掛け=米 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 6 月 13 日 08:13:06:
◎領海侵犯で将官級会談へ 北朝鮮魚雷艇も配備=差替
【ソウル14日共同】韓国軍合同参謀本部によると、韓国西方の
黄海で韓国領海侵犯を繰り返している朝鮮民主主義人民共和国(北
朝鮮)の警備艇3隻が14日午前7時すぎから相次いで南下、韓国
領海に入った。
韓国海軍は警備艇や艦艇などで警戒しているが、北朝鮮は旧ソ連
製を改造した魚雷艇も13日から配備、一時南下させるなど威嚇行
動を強めている。北朝鮮側の領海侵犯はこれで8日連続。
北朝鮮は13日、事態打開のため在韓国連軍司令部が提案してい
た板門店軍事休戦委員会での将官級会談の受け入れを同司令部に通
告、会談は15日午前10時に板門店で開かれることになった。魚
雷艇を配備した北朝鮮の動きは、この会談を有利に展開しようとの
狙いがあるとみられる。会談では、領海侵犯をめぐる厳しい非難の
応酬が予想される。
韓国国防省は13日、度重なる侵犯事件に「重大な挑発であり、
(撤収に)応じなければ相応の措置を取る」とのスポークスマン声
明を発表したが、「北方限界線の侵犯は(朝鮮戦争の)休戦協定違
反」とする9日の声明は訂正し「(北朝鮮が)北方限界線を尊重し
なければならない」と要求するにとどまった。
北方限界線は海上での事実上の南北軍事境界の役割を果たしてい
るが、休戦協定は現場海域の境界を明確に定めていないため、今回
の会談で法的矛盾が起きないよう訂正したとみられる。 (了)
[共同 6月14日] ( 1999-06-14-11:45 )